LaCieの2big Thunderbolt Seriesのハードディスク交換に挑戦してみました!
って、いきなりなんのことだか・・・ですよね。
今回はウチのダンナさまが、調子の悪くなってきた外付けハードディスクの中身を交換してみたというお話です。
私はPCの操作には慣れてますがハードとなると・・・う〜ん。
ですので、今回はダンナさま直々の実践レポートをお届けいたします。
とは言ってもダンナもHDDを自分で交換するのは初めてなんですけどね。
ハードディスクの交換手順から初期化、世間ではあまり評判のよろしくないseagateHDDのわが家での寿命や評価なども同時にお伝えしますよ〜。
lacie 2bigのhdd交換をやってみました!
今回は私が外付けハードディスクの中身交換に挑戦した様子をレポートします。
外付けHDDの調子がやばそう・・・という方の参考になれば幸いです。
うちではバックアップ用に、macと相性のいいLaCieの2big Thunderbolt Seriesを使っています。
名称はLCH-2B4TTB。
2TBのHDDが2基ついててRAID機能も搭載しているというやつですね。
まあうちではミラーリングとかもせずに片方を外付けとして画像や映像、iTunesの音楽データなどを入れてまして、もう片方はTime Machineバックアップ用に使用しています。
今ではmacに標準装備であるthunderboltが登場した頃の製品だから、かなり以前(約6年前)のもので販売終了品なんですが、最近になってガリガリガリガリ…とあまり心地よくない音がするようになってきまして…
愛用のiMacを起動してからHDDの中に入ってるデータのアイコンが表示されるまでの時間が“かなり”遅くなってきました!
ディスクユーティリティーでみても、やっぱりエラーが出て正常にチェックが終了しません。
これはやばいです!
幸いなことに異常が出たのは画像や映像なんかのデータを入れてる方で、Time Machineバックアップの方はなんともありません。
これは早いうちに元のデータのはいってるHDDをなんとかしないと…
ただし、古いのを外したらさっさと新しいのと取り替えてね、ということも書いてあったのでのんびり放置はできませんが。
というわけでAmazonで中身を買ったので取り替えまでの手順を載っけます。
lacieハードディスクの交換と初期化が簡単にできました
LaCieの2bigハードディスク、背面はこのようにハードディスクを内蔵する引き出しが2つ。
ロック外すだけで中身を引き出せるようになってます!
この製品…っていうかこのシリーズ、すごく簡単に入れ替え作業ができるようになってるんですね。
しかし!初めてですよ、剥き身のHDDだけ買って入れ替え作業をするのは!
ドキドキドキ…
さて…この時点で、実は左右どちらに入ってるHDDが寿命なのかわからなかったんです。
で、とりあえずどっちか片方を外してから立ち上げてみたところ、背面から見て左側のやつがダメになってました。
なのでその左側、スロット上部に“1”という数字が振られていますが、これを入れ替えます。
ロックをコインなり栓抜きなり硬いもので垂直に回して解除。あとはハンドルを持って引き出すだけです。
簡単です!
そのハンドルの付いたフレームにHDD本体がネジ止めされています。
ハンドル側の1というシールの横にビックリマークの書かれたシールが張ってあります。
このシールを剥がすとその下にネジ穴があるんですね。
つまりこのシールは「コイツを剥がすと保証対象外になりますよ」という旨のものでいわば警告ですが、どうせ壊れたものを取り替えるんだから保証もへったくれもありません。
剥がしてネジを外して取り替えましょう。
剥き身のHDDにコの字型のフレームが付いてるだけの、ほんとに単純なものでした!
使われていたのはSeagateの2000GB(2TB)のHDD。
回転数は7200rpmでした。
さてAmazonで購入したHDD。
同じくSeagateの2TBですが、回転数は5400rpmのものを選びました(理由は後述)。
下の写真、上が新しいHDD、古いのと比べると少し薄型です。
薄いけど、フレームには問題なくネジ止めでき、本体(ケース)の中に収まりました。
ちなみに…
今回ダメになったのは片方だけですが、取り替えるなら両方いっしょのほうがいいかなと思ってHDDを2つ買いました。
何しろ6年も使ってますからね。
今のところ無事なもう片方も、近いうちに故障しないとも限りません。
なので2つとも交換しました。
もちろん両方同じ製品で、回転数も5400rpmで合わせています。
あ、もちろんRAIDを使ってたとしても、1つがイカれたからと言って全交換する必要はありません。
私は後々交換するよりいっしょにやっといたほうがいいかなと思って2つ同時に入れ替えただけですので、念の為。
もともと生き残ってる古いのは再利用するつもりだったので…
lacieハードディスクを初期化
さあ、接続してiMac本体を立ち上げましたがこのような表示が…
でも、初期化(再フォーマット)をしてやれば問題ないはずです。
初期化のボタンをクリックするとディスクユーティリティーが立ち上がります。
Mac OS拡張(ジャーナリング)を選択。消去をクリックするとOKです。
名前はとりあえず適当に、それぞれHDD1とHDD2とつけときました。
出た!
無事にLaCieの2big Thunderbolt Series復活です!
このあと別のHDDにとっておいたデータを新しいやつに戻し、一件落着しました。
やっぱり初めてするときは多少ドキドキしますが、やってみるとものすごーく簡単でした!
ハードディスクの回転数について
ところで、もともと使われていた7200rpmのHDDを今回あえて5400rpmにしたのかには理由がありまして…
このLCH-2B4TTBって、正常な時からガーッていう駆動音が結構気になってたんですね。
7200rpmだと、やっぱりそれだけ回転数が高いからうるさいんだろうし、特に速さも必要ないから回転数落としても問題なかろうと思い、今回5400rpmにしたわけです。
結果、全く音はしません!
スリープ時から起きる際に多少音はするけど、全く気になりません。すぐに止みますしね。
まあこれは好き好きですが、私は5400rpmで十分でした。
うちでは2基のHDDをそれぞれ別の用途で使用してますが、RAID機能を使うなら回転数や容量は同じにしておかないといけません。
うちのように片方はデータ保存用、もう片方はデータに加えてシステムやアプリも含めたバックアップ用として使うのならそこまで考えなくてもいいかもしれませんが。
外付けハードディスクの寿命 seagateの年数は?
さてそのHDDですが、今回どこのメーカーの製品を選ぶかで迷いました。
結局の所、もともと採用されていたSeagateのBarracudaにしました。
Seagateと言うと、すぐ故障するという悪評をよく見かけるので最初は心配でした。
でもよく調べると、故障の報告が多いのは365日ずっとつけっぱなしにしておくべき業務用のサーバーに使用するHDDを、一般家庭のフツーに使用するHDDとして使ってるから寿命が短くなってるんだというようなことが、ある記事に載ってまして…
もう片方はまだまだ使えてるし、seagate全然問題ないです。
購入したのはamazon。
amazonならいろんなショップを見て回る必要がなく、比較しながら選びやすいし送料もかからないのがいいですよね。
そして、その残った片方ですが、ケースを買ってこの方のPCのバックアップHDDとして再利用。
外付けハードディスクもろた〜!
この続きの記事も書きました。
⇒ macに似合うシンプルなHDDケースは組み立ても簡単でした
lacie 2big hddの中身交換まとめ
さて、ダンナさまのレポートいかがだったでしょうか。
簡単にポイントをまとめると
- LaCieのこの手の製品は自分で中身のHDDが入れ替えできる(物によってはできないかもしれない)
- 取っ手(ハンドル)を持って引き出し、ネジを外すだけで入れ替え(取り付け)完了
- ビックリマークのシールを剥がすと保証対象外になってしまうので自己責任で
- 起動後は初期化の必要あり
と言うとこでしょうか。
もちろん取り替える前にバックアップを取っておくのは鉄則!だそうですよ。
mac好きのダンナ、ウキウキiPad Proレビューも書いてます。
⇒ iPad Pro12.9 第3世代届いた!純正キーボードやApple Pencilもあります
私も一昔前はこわごわmacの中をいじったりしてたんですが、最近はね〜目も見えなくなってきてるし、とてもとても・・・。
でも今回のレポートを見ていて、これなら私でもできるな、ってくらい簡単そうでしたね〜。
最近のPC関係ってこんなもんなのかな?