先日、ドイツクリスマスマーケットで初めてホットワインを飲んでみました。
私はワインはもちろん、アルコール類が苦手なんですが・・・これは飲みやすい!
そこで調子に乗って買い物先で偶然見つけたホット用のワインを2本購入。
赤と白、飲み比べてみた感想とお家でもできる作り方をご紹介します!
ホットワイン(グリューワイン)はワイン風飲料ではなく、アルコールの入ったお酒です。
未成年者やアルコールを受け付けない体質の方は飲んじゃダメですよ!
ホットワインってどんな味?
ヨーロッパの寒〜い冬には、体が温まるホットワインが大人の定番の飲み物。
ホットワインとは、ワインにシナモンやクローブなどのスパイスやローズマリーなどのハーブ、フルーツなどを入れて温めたものです。
砂糖やハチミツで甘さも加えてあります。
温かいワインっておいしいのかな?というイメージがありますが、フルーティでほんのり甘くとても飲みやすくて美味しいんです。
私はそもそもお酒に弱いんですが、味もあまり好きじゃないものが多いんです。
飲めるものは梅酒やカクテル系などのさっぱりしたものと、なぜか日本酒はおいしく感じるものもあります。
でもなんとなく、ワインって飲めるとかっこいいな〜という変な憧れのようなものもあったりしない?
そこで日本で開かれているドイツクリスマスマーケットに出かけた際に、ホットワインに挑戦してみました!
(挑戦といっても1杯全部は無理なので、夫の分をほんの少し分けてもらったんですけどね)
飲んだのは白のホットワイン。
カップが赤でわかりにくいですが、白ワインです(隣の透明プラのやつはブドウジュース)。
ほんのり甘くてフルーティ、思ったほどスパイスも強くなくスッキリほっこりするワインでした。
アルコールの度数もやや低めのようです
ホットワインと一口に言っても、銘柄やお店によって味も様々です。
フルーツがたくさん入ったものだと、サングリアを温かくしたような味。
赤ワインベースのものは、スパイスやハチミツで独特の渋みがやわらぎ、飲みやすい口当たりになっているものが多いようです。
ホットワインというのは和製英語で、フランスでは「ヴァン・ショー」、イギリスでは「マルドワイン」、ドイツでは「グリューワイン」と呼ばれています
やっぱドイツのイメージだよね〜
ドイツでは冬になるとクリスマスを迎える準備をするための「クリスマスマーケット」が各地で盛大に開催され、そこではたくさんのグリューワインの屋台が出ています。
クリスマスマーケットは寒い屋外での開催のため、体を温めてくれるスパイス入りのグリューワインが欠かせないというわけです。
屋台ごとに味も個性があって、クリスマスマーケット=グリューワイン、というくらい定番の飲み物なんですね。
ホットワインって飲みやすいの?
私もワイン飲めるんだ〜〜!と調子に乗ってグリューワインを2本買ってみました。
値段を控えるのを忘れてしまったんですが、どちらも1000円以下でした。
数年前までは見つけるのが難しかったホットワインですが、最近では大きめのスーパーやリカーショップ、輸入食品を扱っているお店にもホットワインコーナーがあったり、通販でも取り扱いが増えてきてますね。
買ったのはどちらもドイツのグリューワインです。
マリエンゴールド ブルーベリー グリューワイン
ブルーベリーの風味付けがされた赤ワイン。
アルコール度数:10度
750ml
はっきり言ってぶどう酒の感じがほぼしない
ワイン好きな方には邪道だ!って言われるかもしれませんね〜。
でも、めちゃ美味しい。
私みたいに、ワインの渋み・酸味が苦手、でもワイン飲みたいのよ!という方にピッタリです。
最適温度は65度となっていますが、お好みの温度でOKですよ。
お鍋の場合は沸騰しないよう弱火〜中火でゆっくり温めてください。
電子レンジの場合は、カップ1杯(約180ml)で500W・1分50秒くらいでした。
レンジのくせによって異なりますので、1分30秒くらいから様子を見ながら10秒ずつくらい加熱して、お好みの温度を見つけてくださいね!
ドクターディムース社 カトレンブルガー ホットアップルパンチ
りんご果汁をベースにキウイ、ライムの果汁をブレンドしたフルーツワイン。
温めた時にアーモンドの香りがします。
アルコール度数:9度
750ml
りんご大好きな私としては、見逃せなかったワインです。
ワインというよりシードルと言ったほうがわかりやすいでしょうか。
いかにもりんごのお酒!といったお味で飲みやすい
一般的なぶどうの白ワインの酸味が苦手な方にオススメです。
とても飲みやすいグリューワインですが、温めすぎるとお酒感が増します。
お好みにもよりますが、私は白ワインはほんのり温かいくらいのほうが美味しく感じました。
白のグリューワインは、日本酒好きな方にもいいかもしれない。
というのも、この白ワインを温めすぎた時に、日本酒の燗を飲んでいるような感じがしたんです。
日本酒としてはかなり甘めですがいけると思います。
ご飯もちょっとドイツ風で雰囲気を盛り上げ。
白ワインなのでカルパッチョも作ってみました!
飲みやすいワインとはいえ、アルコールですから酔うのは一緒です。
くれぐれも飲みすぎには注意してくださいね。
ドイツのグリューワイン作り方 簡単ホットワイン
ホットワインは自宅でも簡単に作れます!
ワインは安いもので十分。
または買ったけれど口に合わなかったワインをホットワインにしてしまうのもいいですね。
赤ワインの場合は軽い口当たりのものが向いているようですが、こちらもお好みで。
ホットワインも家庭料理と同じで、その家、そのお店の味があるものなので、好きな味になればOK〜。
簡単なものから自分好みアレンジ自由なレシピをご用意いたしました。
グリューティーバッグで簡単ホットワイン
一番手っ取り早いのはティーバッグタイプのミックスを使うもの。
わが家が使ってるのがこちらのポンパドールグリューフィックス。
輸入食品店の「ジュピター」で購入してます。
ティーバッグの中にオレンジピール、シナモン、クローブが入ってるので、
お好みのワインと一緒に温めるだけの手軽さ。
ウチでは赤ワイン1本(750ml)に2個使用、プラス、ザラメ糖大さじ1入れてます。
詳しい作り方は箱に書いてありますが、簡単に説明すると、
ワインとティーバッグを鍋に入れて蓋をして火にかける。
温まったら(沸騰させないこと!)火からおろして蓋をしたまま5分待つ。
以上!
沸騰させないように気をつける以外は超簡単。
オレンジの切れっ端やリンゴの皮も入れるとさらにフルーティに!
ブドウジュースで作ればノンアルコールのホットワイン風にもできるし、お湯に入れてハーブティーとしても楽しめます。
グリューフィックスは通販でも購入できます。
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手作りグリューワインレシピ
お好きなスパイスやフルーツで自分好みのグリューワインを作ってみましょう!
こちらのレシピを参考に、アレンジしてみてくださいね。
【材料】
赤ワイン 1本
シナモンスティック 1本
クローブ 2〜3粒
砂糖またはハチミツ 大さじ2〜3
フルーツを入れるなら・・・
りんご(半分〜1個)、オレンジ(半分〜1個)、レモン(半分くらい)など
※オレンジの苦味が苦手なら皮と白いわたを取る。オレンジジュースでもOK。
【作り方】
1. フルーツは、皮ごと使う場合はきれいに洗って厚めの輪切りやいちょう切りに(気になる場合は皮をむく)
2. 鍋にワインを入れ、弱火にかける
3. 人肌くらいに温まったらスパイスを入れさらに温める
4. お好みでフルーツを入れたらさらに温め(沸騰させないこと!)砂糖またはハチミツを入れる
5. 沸騰直前で火を止め1時間ほど置いて茶こしなどでこす
飲むときに温めなおす。
ビンなどに移しかえて保存もできます。
生姜入り白ホットワインでポカポカ
寒〜い冬にあったまるレンチンでできる生姜入り白ホットワインです。
白ワインをマグカップに入れ、電子レンジで軽く温める。
おろし生姜と砂糖またはハチミツを入れ、よく混ぜれば出来上がりです。
※おろし生姜は生やチューブによって味が変わりますので、少しずつ入れて調整してくださいね。
白ワインは他にも、すりおろしりんごやりんごジュースも合います。
白ワインにレモンとハチミツでレモネード風にしてもあったまりますよ。
ホットワインまとめ
各地で開かれているクリスマスマーケットイベントでもホットワインを楽しむことができます。
お試しに1杯いかがでしょうか。
ドイツクリスマスマーケット大阪のグリューワインと美味しい食べ物はこちら
グリューワインはわが家でも寒い冬のお楽しみ定番になっています。
私が飲める量はマグカップ1/3くらいですが、なんだかいつもと違う雰囲気になるのがいいんですよね。
体も気持ちも温まるホットワイン。
お好みの味を見つけてほっこりしてくださいね。