オクラを茹でるまたは蒸して、薬味や調味料と和えるだけの簡単レシピ集!
基本のレシピとアレンジ、下処理の方法もご紹介します。
外国産のものなら1年中手に入るお手軽な食材のオクラ。
旬を迎える6月には、国産のオクラもお手頃な価格で出回ります。
シャキシャキした歯ごたえとネバネバが美味しく、体にもいいオクラでもう一品ちゃちゃっと作っちゃいましょう!
オクラで簡単もう一品!
ではまずは、オクラを茹でるだけの超簡単レシピから!
下処理の方法は最後に紹介していますので参考にしてくださいね。
おかずにもおつまみにも、お弁当にも使える簡単「オクラの海苔和え」が基本のレシピ。
アレンジレシピもご紹介します!
<基本>オクラの海苔和え
●材料:4人分
オクラ 2袋
のり お好きなだけ
わさび 少々
醤油
※海苔は焼き海苔・味付け海苔どちらでもいいです。
多めの方が美味しいですよ。
1. 下処理したオクラを塩が付いたまま沸騰したお湯に入れて、2分ほどゆでる
オクラが浮いてくるので、落とし蓋をするかお箸で混ぜながらまんべんなくゆでてください。
2. 茹で上がったらざるにあげ、そのまま冷ます
3. 触れるくらいの温度になったら、キッチンペーパーで水気をふく
4. 5mm幅くらいの輪切りにして小鉢に盛り、ちぎった海苔、わさび少々を乗せる
5. 食べる時に醤油を少々かけ、混ぜる
<簡単アレンジ>
●醤油をめんつゆにすると上品な小鉢料理に
●醤油をポン酢にするとさっぱり味に
●わさびの代わりに梅肉少々でさらにさっぱり味に
<ちょい足しアレンジ>
●長芋(山芋)をビニール袋に入れて綿棒で粗く叩き、オクラと混ぜてネバネバパワーアップ!(すりおろしてもOK)
●上の長芋ちょい足しにさらに角切りトマトをちょい足し。
●メカブと合わせてもネバネバパワーアップ!(オクラは輪切りのままで食感を楽しむもよし、細くきざんで馴染ませるもよしです)
●大根おろしとかつお節プラスで食べやすく。さらにしらすとゴマをトッピングで手をかけたっぽい一品に変身!
●わさびをからしにして、さらにマヨネーズとかつお節をちょい足しで子供にも食べやすく(からし抜きでもいいですよ)。
簡単+ちょい足しアレンジでさらにバリエーションもアップです。
例えば、長芋+オクラを醤油で、めんつゆで、ポン酢で・・・とか、さらに梅入りとか。
メカブ+オクラも、醤油か、めんつゆか、ポン酢か、メカブに付いてるタレでも美味しい!
組み合わせ次第でどんどん味も変化させる事ができます。
基本レシピからどんどんアレンジしてみてくださいね!
お弁当もおかずも簡単おくらレシピ
次はおかずにもお弁当にもぴったりな2品をご紹介!
オクラの味噌和え
●材料:4人分
オクラ 2袋
味噌 大さじ1
みりん 大さじ1
すりごま 大さじ2
1. オクラのゆで方は上記の「海苔和え」と同じ(2分くらい)
2. 茹でたオクラを5mm幅くらいの斜め切りにする
3. 味噌、みりん、すりごまをよく混ぜる
4. オクラを3の調味料で和える
オクラは冷凍保存も可能。
私は味噌和えをお弁当1回分に小分けにして冷凍し、そのままお弁当に詰めたりもしています。
お弁当にちょっと隙間が・・・なんていうときにも便利ですよ。
蒸しオクラのサラダ
●材料
オクラ 適宜
お好みのドレッシング(ゴマドレッシングがおすすめ!)
1. 下処理したオクラを洗って塩を落とす
2. 湯気が上がった蒸し器にオクラを並べ、2〜3分蒸す
電子レンジの場合は軽くラップをして2分くらい。
※ご使用のレンジのクセやワット数によってお好みの蒸し具合に調整してくださいね。
3. 斜め半分に切り、器に盛ってお好みのドレッシングをかける
新じゃがや人参、かぼちゃなどがあれば一緒に蒸してしまえばボリュームのある蒸し野菜サラダになります。
火の通りにくい野菜から蒸してあと2、3分というあたりでオクラを入れてくださいね。
(逆に全部並べて蒸し始め、蒸しあがったものから取り出していってもOKです)
簡単で彩りよく、野菜もいっぱい取れるので野菜でボリュームが欲しい時にはぴったりですよ!
オクラの下処理の方法は?
オクラの下処理方法はすべて共通です。
板ずりとか塩もみとか呼ばれる方法ですが、塩でこする事で産毛を取って口当たりを良く、色鮮やかに仕上げる事ができます。
まず、オクラをまな板に並べて塩を振り、手のひらで転がすようにオクラをこすりあわせます。
または塩を振って1本ずつ指でこすったり、オクラ同士をこすりあわせたり、どんな方法でも産毛が少なくなればいいんです。
ガクが尖っていて痛かったり、産毛がチクチクするときは、キッチンペーパーでこすってもOK!
時間がある時は板ずりの前でも後でもいいですが、オクラのヘタを少し切り落とし、ガクをくるりとむきとっておくと丸ごと食べる事ができます。
私は、時間がない時は板ずりだけやって、丸ごと茹でてから、ガクから上部分を切り落としてます(ちょっともったいないですけどね)。
最後に
火を使うのはオクラを茹でたり蒸したりする時だけ、という超簡単レシピです。
わが家では夏の和食の時には、3割くらいの確率でオクラが登場します。
それくらいあと一品にぴったりで、手軽に料理できる嬉しい食材なんですね。
美味しくて栄養もあるネバネバパワーのオクラで夏を乗り切りましょう!