料理・食材

大根は皮まで利用!レシピと保存方法 栄養たっぷりエコ料理

投稿日:2016-01-12 更新日:

大根の皮
おでんにブリ大根、ふろふき大根と大根の美味しい季節ですね。

大根を煮物にする時は、皮を厚く剥くのが柔らかく美味しく仕上げるコツ。
この皮、栄養もたっぷりあるのに捨ててしまうのはもったいないですよね。

そこで今回は、大根の皮を有効活用できる料理と簡単なレシピ、すぐに使わない時の保存法として、冷凍のコツと天日干しの方法をお伝えします。

 

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大根は皮まで利用 栄養たっぷり

大根の皮は色々な料理に活用できます。
皮を利用する時は、むく前にタワシなどで綺麗にこすって洗ってください。

大根は一年中出回っていますが、浅漬けやなますなどのあっさりした料理に再利用する場合は、晩秋から冬にかけての甘みの増した大根が向いています。

千切りや拍子切りは繊維に沿って切るとシャキシャキに、垂直に切ると柔らかくなりますよ。

●大根の皮料理の代表 きんぴら
作り方はゴボウやレンコンのきんぴらと同じです。
いつもは生のままで作っている方は、半日くらい干したもので作ってみてはいかがでしょう。
歯ごたえのある、ちょっと違う食感が楽しめますよ。

●なます、ナムル
・千切りにし、軽く塩もみして絞って甘酢で和えればなます
・なますプラスおろしにんにく・いりごま・ごま油・粉唐辛子でナムル

●サラダ
千切りにして水にさらすか、軽く塩もみ。
私はゴマドレッシングや梅ドレッシングが好きです。

●炒め物
・拍子切りをサラダ油で炒めて、味付けは塩コンブ
・拍子切りをごま油で炒めて刻んだキムチを入れ、オイスターソース・塩コショウで味付け

●具材
・千切りや短冊切りで味噌汁やスープ、チャーハンの具
・みじん切りでハンバーグ、ドライカレー、ミートソース、餃子・焼売の具
・適当な大きさに切って煮物

●かき揚げ
サツマイモやにんじんと合わせてかき揚げ

 

大根の皮レシピ 美味しい簡単エコ料理

とっても簡単なレシピをご紹介します。
日持ちは冷蔵庫で1週間くらいです。

ポン酢漬け

1. 千切りにして保存容器に敷き詰め、お好みのポン酢を入れる。
大根の少し下くらいまで入れれば大丈夫です。
2. フタをして冷蔵庫で1日漬け込む。

パリパリ漬け

大根のパリパリ漬け

1. 大根の皮(1/2本分くらい)を3〜5mmくらいの拍子切りにする。
2. 水気を拭いて、ザルやクッキングペーパーを敷いた皿に広げ、半日干す。
3. 干した大根を耐熱の容器に入れ、しょうゆ大さじ1・酢大さじ1・赤唐辛子の輪切り(お好みで)・山椒(お好みで)を混ぜる。
4. スライスしたしょうが1かけ分・ごま油大さじ1を火にかけて熱し、大根にかける。
熱いので、はねないように気をつけてくださいね。
5. 適当な重石をして半日くらい漬け込む。
6. (お好みで)漬け込んだしょうがも千切りにして混ぜ込む。

ふりかけ

スーパーで買うとちょこっとだけ付いている大根の葉っぱも使うレシピです。
葉っぱもきれいに洗ってくださいね。

1. みじん切りにした大根の皮(1/2本分)と葉っぱをごま油でしんなりするまで炒める。
2. かつお節パック(1/2パック)・いりごま・ちりめんじゃこ(適宜)を入れて混ぜる。
3. しょうゆ・酒・みりん(各小さじ2)を入れ、汁気がなくなるまで弱火で炒め煮する。


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大根の皮の保存法 冷凍のコツと干し方

今すぐ使わない時の保存方法です。
剥いた皮は冷蔵では日持ちしませんので、おすすめは冷凍か天日干しです。

冷凍

千切りやみじん切りにしてからジップロックなどの保存袋に入れて冷凍すると、すぐに使えて便利です。

冷凍する時はアルミやステンレスの金属のトレイに乗せて冷凍すると早く凍り、栄養が損なわれにくくなります。

保存期間の目安は約1ヶ月。

冷凍すると味がよくしみるようになり、火も通りやすくなります。

天日干し(切り干し大根)

1. 5mmくらいの拍子切りにしてザルや網かごに重ならないように広げて、日と風の当たる場所(外)で干す。
入れ物は風通しがいいものならなんでも大丈夫です。雨には絶対に当てないこと。
天日干しの大根

2. 大根同士がくっつかないように時々ばらけさせる。
3. 天気にもよりますが3〜7日くらいで、カラカラに乾いたら出来上がり。
出来上がりの目安は、生の重さの約7%です。
4. ビニール袋や保存袋に乾燥剤とともに入れて空気を抜き、冷蔵庫か冷凍庫で保存します。
うまくできれば半年〜1年くらい保存できます。

空気の乾燥している冬が向いています。
夜は室内に取り込むか、夜露の当たらないところなら外でも大丈夫です。
天気が悪くなって乾燥しきれなかった場合は、ホットプレート(弱)などで焦げないように混ぜながら乾燥させることもできます。

大根は干すことによってカルシウムやビタミンB1・B2、鉄分、食物繊維などの栄養価がアップします。
味もしみやすくなり、火の通りも早くなるんですよ。
使う時は水で戻しますが、干し椎茸と同様に戻し汁も出汁として使える優れものです。

切り干し大根は年寄り臭いイメージがありますよね。
でも、青臭さもなくなり甘みも増すので、野菜が嫌いな子供にもおすすめですよ。

まとめ

天日干しで大根を広げる台として、よしずや網戸に新聞紙を敷いて使うツワモノもいるとか。
100均でも売っているセーター用の干し台も新聞紙を敷けば使えそうですね。

栄養豊富で消化もよく美味しい、優等生の大根。
ぜひ余すところなく、丸ごと味わってくださいね。

 

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