最近のデジタル機器って大事に長く使おうと思ってても入れ替わりのサイクルが早くて困ることありませんか？
私も5年ほど前に買ったコンパクトデジタルカメラの電源ボタンが入らなくなり、修理か買い替えかで悩みました。
気に入っていたデジカメだったんで、web修理を受け付けているフクイカメラサービスというところで修理してもらうことに。
今回は故障内容から修理店を選ぶ経緯・かかった費用、修理依頼〜戻ってくるまでを私の体験談で詳しくご紹介します！
デジカメを修理に出すことになった
これが今回修理に出すことになったコンパクトデジタルカメラ。
OLYMPUS STYLUS SH-3、残念ながら生産終了しております。
オールドスタイルのデザインと持ちやすさが非常に気に入っております。
このコンデジの電源ボタンが非常に押しにくくなってしまったんですよね。
10回やって1回カチッと押せるって感じ。
後に出てくる修理後の写真と見比べると分かりやすいんですが、電源ボタンがほんの少し落ち込んでしまってるようです。
ボタンを押せれば電源は入るので、電気系統ではなさそう。
あと、ストロボもポップアップしなくなりました。
買い替えなのかな〜？と電気屋さんでデジカメを見てたんですが、
この形ならわざわざデジカメ買わなくてもスマホでいいんじゃね、ってものが多くて、愛着もわかなそうなデザイン。
ということで、修理の道を探すことに。
地元の修理店に聞いてみたら・・・
まずは地元大阪で持ち込みができる修理店を探してみると、カメラ修理業界では大手っぽいところを見つけました。
そのショップのサイトから見積もり依頼をしたんですが、返ってきた答えがなんとも・・・
要約すると
「電源ボタンは少しへこんで押しにくいのが仕様。補修部品が無いから直せないが見ることならできる」
電源は今まで押せてたのが押せなくなったの！
ちゃんと、ボタンが落ち込んで押せなくなってしまったって書いたんですけどね。
さらに不可解だったのが「直せないが見ることはできる」。
深いため息とともに違うお店を探すことにしました。
でも、確かに生産終了してるけど、数年前だから部品はまだあると思うんだけど・・・。
もう直せないのかな〜？
フクイカメラサービスに依頼
再びネットで修理店探し。
そこそこ近くで持ち込みや通販ができるカメラ屋さんもあったけど大手のはずのところで部品がないって言われたし、メーカーに直接依頼するのも候補だったんですが、交通費や送料など総合的に判断して「フクイカメラサービス」というところにお願いすることにしました。
フクイカメラサービスは通販修理とでも言いましょうか、カメラを宅配便で送って修理してもらうシステムなので、全国どこからでも修理依頼できます。
しかも送料無料！
サイトによると、Canon（キヤノン）、Nikon（ニコン）、Panasonic（パナソニック）、OLYMPUS（オリンパス）、RICOH（リコー）、PENTAX（ペンタックス）、GE（ジェネラル・イメージング）のデジタルカメラの正規修理認定店だそうです。
ということで、まずは見積もりを取ることからスタートです！
修理依頼フォームで見積もり
フクイカメラサービスのHPの修理依頼フォームから、メーカーや機種を選択して進むと修理の目安料金がわかります。
ここで「高っ」てなれば終了。
想定内ならその先、実際に製品を送って見積もりを依頼するフォームに進みます。
故障内容を詳しく記入、名前や住所、メールアドレス、集荷希望日・時間などを記入して送信！
自動返信メールが来たら受付完了なので、集荷希望日までに梱包を済ませておきます。
梱包と集荷
集荷は無料で送り状も書く必要なしですが、梱包は自分でやらないといけません。
デジカメは精密機器なので梱包はやりすぎぐらいが安心。
ウチはたまたま小さめの段ボール箱と発泡スチロールの板があったので、発泡スチロールを箱の底や側面に入れ、適当な袋で包んだデジカメを入れ、すき間を新聞紙で埋めて梱包しました。
集荷は佐川急便。
送り状は記入されたものを持ってきてくれるので、確認して終了です！
修理受付メールと見積もり
宅配便の集荷から数日後、フクイカメラから受け取りましたメール到着、点検後正式な見積もりが出るということ。
翌日、改めて正式な見積りメール到着。
それによると、電源ボタンは内部で破損、ストロボはカバーの変形が原因とのこと。
で、ここで少々ケチって「ストロボ修理なし」で再見積もりをお願いしてみました。
理由は、ストロボ撮影はほぼしないし、指でカバーを動かすように補助すればポップアップすることはするので。
翌日、再見積もりを頂いて、3,000円弱お安くなったのでストロボ修理なしでGOを出しました。
すると、1時間ほどで修理に取り掛かる旨のメールが来ました。
見積もりが想定に合わなければ、製品の返却（手数料あり）や廃棄をお願いできます。
修理完了と支払い
GOを出してから2日ほどで修理完了と支払い手続きに関するメールが届きました。
続けて支払い手続きの案内メール到着。
私はクレジットカード払いにしたのでメールのリンク先から必要事項を入力して支払い完了！
カメラが返ってきた！
支払いが終わったのが金曜夕方だったので、土日を挟んで月曜に発送の連絡が来ました。
発送料も無料です。
翌火曜日、無事私のSH-3が戻ってまいりました！！
がっちり梱包されて戻って来たオリンパスコンデジ。
同封の修理票には修理内容や料金、コメントあり。
修理票は大事に残しておきましょう！
早速、電源ボタンの動作確認！
軽く押すだけで電源入るよ〜
うれしいよ〜
ビフォーアフターで並べてみたら・・・
アフターはボタンがきれいになってほんのわずかだけど上がってる。
そしてうれしいことに、ストロボは修理してないのにポップアップできるようになってました。
修理票のコメントによると、分解したらポップアップ作動するようになったそうです。
ただし（カバーの歪みを修理したわけではないので）今後また動かなくなる可能性もあるとのことでした。
カメラ修理の料金は？
オリンパスコンパクトデジタルカメラSH-3の電源ボタン破損修理のお値段は・・・
税込 11,770円でした！
これを高いと見るか妥当と見るか。
まあ、その人次第でしょうね。
そのお金をかけてまで直して使いたいと思っているかどうか。
ちなみに、ストロボポップアップ修理込みだと、税込14,520円の見積りでございました。
私にとってストロボは2,750円かける価値はなかったということですね。
フクイカメラサービス
私が今回修理を依頼したフクイカメラサービスのサイトはこちら。
web問い合わせやフリーダイヤルの電話相談もされてますよ。
デジカメ修理まとめ
他店で断られ諦めかけたデジカメがまた使えるようになって本当に嬉しいです！
イマドキのコンデジと比べるとゴツいしかさばるデザインではありますが、それがとっても気に入ってる部分なので元気になって戻って来てよかった〜！
ちょっと古いデジタルカメラを直して使いたいけど・・・とお悩みの方の参考になれば幸いです。
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