教育訓練給付制度を利用して資格を取得した後、どうすれば問題なく20%の給付金が受けとれるか。
申請には記入の必要な書類の提出もあり、書き方も少し分かりにくかったりします。
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教育訓練給付金支給申請書と申請に必要なもの
私はこの制度を使ってフォークリフトの免許を取得しました。
かかった費用はさほど高くないですが、申請手順は費用の高い安いに関係なくおんなじです。
とりあえず、申請に必要なものはこれらです。
- 領収証
- 教育訓練修了証明書
- 教育訓練給付金支給申請書
- 身分証(免許証や保険証など)
- マイナンバーを証明できるもの(マイナンバーカードやマイナンバーカードの通知カード)
- 振込先金融機関の通帳かキャッシュカード
まずはどこのスクールでも、晴れて卒業となったときに教育訓練給付金の申請に必要な書類をくれます。
それが以下の3枚です。
領収証
教育訓練修了証明書
教育訓練給付金支給申請書
最終日にその場で手渡されるか、後日郵送されてきます。
この3枚の書類はハローワークに提出するのに必ず必要なものです。
そしてこれらに加えて住所や本人確認ができる書類が要ります。
本人確認・住所確認のできるもの(運転免許証や保険証、住民票の写しなど)
マイナンバーの確認ができるもの(マイナンバーカードや通知カード)
振込先金融機関の通帳かキャッシュカード
最近は通帳レスにする人も増えているのでキャッシュカードで問題ありません。
書類の提出は、直接ハローワークに行かなくても郵送でもできるし、代理の人に行ってもらうこともできます。
代理で行ってもらうときは委任状が必要になります。
郵送の場合、本人確認のための運転免許証やマイナンバーカード、振込先のキャッシュカードなんかはコピーを添付すればOKです。
教育訓練給付金支給申請書の書き方と記入例
さて、これだけ用意して、あとはハロワに提出…というわけにはいかず、教育訓練給付金支給申請書は必要事項を記入しないといけません。
以下で教育訓練給付金支給申請書の記入の仕方についてご説明します。
記入するのは赤枠の部分だけです。
まず上の枠内から見てみましょう。
<記入例>
緑で塗られた「1.個人番号」とあるのはマイナンバーのことです。
マイナンバーカードや通知カードに記載されている個人番号を記入します。
水色の「2.被保険者番号」は、雇用保険被保険者証に記載されている番号です。
離職した人は、辞めた会社から雇用保険被保険者証が郵送されてきます。
番号は離職票にも載っています。
この番号は転職しても引き継がれ、変わることはありません。
そもそも教育訓練給付金支給要件回答書をもらうための申請書類にも被保険者番号の記入欄があるので、回答書といっしょに手配しておきましょう
黄色の「7.指定番号」とその下の教育訓練施設の名称・教育訓練講座名には、教育訓練修了証明書に記載されているものを書き込みます。
キャリアコンサルティングを利用した人はその旨同じ様式で記入します。
この分の領収書の提出も必要となります。
あとは受講開始日や終了日、かかった受講料や住所・名前などを記入していきます。
名前や住所は左詰め、名前のフリガナや生年月日の数字の記入の欄は、一マスに一文字という決まりがあります。
ズの場合、スと濁点(゛)を分ける、2月3日生まれのように1ケタのときは前に0をつけるなどです。
記入例を参考にしてください。
そのまま提出しても問題はないと思われますが(実際にウチは受理されてます)、気になる場合は手動で半角スペースを入力してくださいね。
次に下の赤枠の箇所です。
提出する日付け、自分の名前と電話番号、管轄のハローワーク名を書きます。ハンコも忘れずに。
最後はその下に振込先金融機関名や口座番号、コード等を記入して終わりです。金融機関による確認印は必要ありません。
教育訓練給付金支給申請書はどこでもらう?
この申請書はハローワークのホームページからダウンロードすることもできます。
スマホではできるかどうかわかりませんが、パソコンやプリンターをお持ちなら必要事項を入力したものをプリントすることも可能です(1.の個人番号のみ出力後に手書き)。
あとはハンコを押せばOK!
ところが古い書類だったので元号を選ぶところに令和がなく、しかも最初から平成の番号「4」が記入されていたんです
私はすっとぼけて平成の元号のまま書類を提出しましたが、問題なく受理されました
もし同様のケースで気になった人は、プリントアウトしたものを使うほうが無難かもしれません。
これだけです!
漏れなく書き終えたら、他の必要書類も忘れずにハローワークに提出しましょう。
人によると思うのでハッキリと言えませんが、私の場合は申請後4日で振り込まれました。
申請の注意点
気をつけないといけないのは、申請期限は受講修了の翌日から1ヶ月以内だということです。
書類が手元にそろったら、さっさと申請を済ませましょう。
申請書にはハンコを押す箇所があります。
忘れて郵送すると受付されないかもしれないので、記入漏れや書類の入れ忘れに注意しましょう。
申請書類というのは、提出したら絶対に給付金を受け取れるというものではありません。
審査があってそれに通れば、晴れて20%の給付が受けられるということです。
が、何らかのトラブルで申請期限や支給要件期間を過ぎてしまったり、額面を偽ったりしない限り、よっぽどのことがなければ普通に支給されるはずです。
郵送の場合はハンコや確認書類などの不備がないか、気をつけましょう。
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