前回、デジカメ修理をネットショップでやってもらった話を書きましたが、そういやミシンも修理したのに書いてなかったな〜と思い出したので、古いミシンの修理でお悩みの方の参考になるかもと思いまして、思い出しながら書いてみました。
故障したのは長い間使っていたブラザーのコンピューターミシン、レナージュZZ3-B833。
20年以上前の古〜いミシンですが、当時かなりいいミシンだったことと母が買ってくれたこともあり、修理か買い替えかで悩みました。
結果、「全国ミシン修理専門サービス」と言うところに修理に出すことになったので、その一部始終をご紹介します!
古いミシンの修理をネットで頼んでみた
今回の主役は、ブラザーのレナージュZZ3-B833。
購入は20年くらい前だったと思いますが、縫い目や縫い方の種類、刺繍などすべてボタン操作と液晶表示で操作するいわゆるコンピューターミシンと言われるものです。
そのボタン操作ができなくなってしまったんですね。
スタートボタンを押しても一針動いて「ピピピピ」と鳴って止まる。
ジグザグなどの縫い方ボタンを押しても反応しない・・・
町の修理屋さんに持って行ってみた
とりあえず一軒のミシン修理店に持ち込んでみたんですが・・・。
症状を説明したところ、やっぱり基盤が怪しいけど、古すぎて部品も手に入らないから修理できないと断られてしまいました(泣)。
やっぱ買い替えかな・・・
と、買い替えに傾きかけていたところ
と、ダンナ様がネットで見つけたのが「全国ミシン修理専門サービス」というところでした。
ミシンの宅配修理店で、全国どこでも送料無料なうえ梱包セットも用意してもらえるという内容がありがたくて、申し込んでみることにしました。
ブラザーコンピューターミシン修理依頼と値段
まずは、私のミシンが修理できるのかどうか、全国ミシン修理専門サービスの「ご相談・お問合せ・修理お申込みフォーム」にミシンのメーカーや機種名、不具合内容などを書き込んで送信!
ミシン修理費用の目安
全国ミシン修理専門サービスのHPには、ミシン修理費用の目安ページもあって、自分のミシンの種類や故障具合から修理金額がどれくらいになるのかの参考にできます。
私のブラザーの場合、家庭用コンピューターミシンなので23,000円(税別)。
消費税8%の頃だったので税込では24,840円、10%の今なら25,300円ですね。
安くはないですが、ミシンの値段を考えるとまあ納得はする料金かな〜とは思いました。
修理見積りを依頼
フォーム送信から2日後に、修理可能とのメールが入りました!
修理費用はそこそこするけど、直るものなら直したい。
ということで、正式に見積もり依頼のメールを返信。
あと、このメールには今後連絡が入るであろう電話番号が記載されてました。
梱包セットが届く
見積もり希望の返信メールをすると、2〜3日で梱包セットが発送されます。
が!ここでちょっとしたトラブル。
10日経っても梱包材が届かない・・・
メールで問い合わせたら、手違いでまだ発送されてなかったらしく、お詫びと本日発送しますとの返信をいただきました。
まあ、急いでないのでいいけどね
で、翌日届きました!
どんっ!でかっ!
大き目の段ボール箱、中にはクッション材などが入ってます。
あとは、発送の手順やお願いが書かれた用紙、預り証・受付証、宅配便の送り状。
指示に従って上糸をかけた状態に。
これは糸のかけ間違い確認のためだそうです。
確かに、ミシンの上糸ってちょっとややこしい。
箱の隙間を新聞紙で埋めて、
送り状はすでに記入されてるのが届くので、貼るだけ。
集荷は郵便局が指定されてました。
手順書に電話番号が書いてあるので、都合のいい日時を連絡して取りに来てもらえば発送は完了!
正式な見積り連絡
ミシンを発送してから数日(1週間くらいかな?よく覚えてません)で電話がかかってきました。
ミシンを実際に見ての見積り連絡です。
サイトの修理費用目安に書いてあった通り、23,000円(消費税8%込で24,840円)とのことだったのでOKとGOを出しました。
修理完了のめどがつき次第また連絡がくるので、それから料金の振り込みをとのことでしたが・・・
約1ヶ月で修理完了と振り込み
1ヶ月ほど経っても連絡がなく、なんか難しい修理になっちゃったのかな?と心配になったのでメールで聞いてみたところ、あと数日で終わりますとのこと。
でも、発送用の梱包材といいちょっとのんびりしたとこなのかもね〜
と、ややのんびりペースな印象は受けましたが、あれ?っと思った時点でメールなり電話なりで連絡すれば対応は早いので不安になる必要はなさそうです。
指定口座に修理代金を振り込んだ翌日に入金確認のメールが届き、さらに数日後発送メールが届いたのであとは待つだけ。
ミシン到着とチェック
ミシンを送り出してから約1ヶ月、私のブラザーミシンレナージュZZ3-B833が戻ってまいりました!
梱包もしっかり。
カバーを外した中の本体もプチプチで包まれてます。
部品が外れないようにテープまでしてあって、めちゃくちゃ丁寧だな。
これは確認の試し縫いがそのままついてるんだな
試しに直線縫いをやってみましたが、スタートストップのボタンもOK!
縫い方の切り替えボタンも作動します。
ミシン直ったよ〜
戻ってきたミシンには修理内容を記した紙も入ってました。
それによると、今回の修理はオーバーホール(分解整備)となっていて、1年間の保証が付いてました。
修理から1年間は送料も無料で対応していただけるそうです。
うちのミシンは修理から2年ほど経ちましたが、たまーにスタートボタンが鈍いことがある以外はちゃんとお仕事をしてくれてます。
ミシンを修理してから以前よりちょこちょこ使うようになったかも。
ミシンは修理か買い替えか?私の基準
ミシンが故障したら修理するか、買い換えるか、悩むところですよね。
私の場合は、母に買ってもらったものであることと結構高級な機種だったこともあり、修理することに決めました。
あともう一点、次に買うならこれにしようと決めていたミシンより修理代が安かったこと。
次に故障したら買い替えかなと思ってます。
修理か買い替えか、基準は人それぞれだとは思いますが、参考になれば嬉しいです。
全国ミシン修理専門サービス
私が今回依頼したミシン宅配修理のサイトをご案内しておきますね。
サイト内の申し込みフォームからはもちろん、フリーダイヤルの電話でも相談や修理申し込みができます。
修理実績はもちろんですが、往復の送料が無料、梱包材を用意してくれるなども決めたポイントでした。
古いミシンの修理まとめ
最近ではネットで頼める宅配修理も選択肢の一つとしてたくさんの業者さんが見つかります。
お店まで持って行く手間を省けるのも楽でいいですが、今回や前回のデジカメのように古い機種でも直してもらえるお店があるのはありがたいですよね、
今回、少々時間はかかりましたが、重いミシンを持ち運んだり、送料を気にすることなく修理に出せたのはありがたかったです。
コンピューターミシンだったためか決して安いとは言えない金額でしたが、思い入れのあるミシンをまた使うことができるのはうれしいですよね。
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