家でケフィアを作り始めてから、もう20年位でしょうか。
その頃に買ったケフィア発酵器がそろそろやばくなってきたので、買い換えることに。
でもどうせなら温度調整ができて、ケフィア以外にもいろいろ作れたほうが楽しいじゃないですか?
そこで、いろんなヨーグルトメーカーを検討した結果、山善の発酵食メーカー「発酵美人」というのにしてみました。
今回は、発酵美人でケフィアを作りながら使い方を紹介、性能や不満なところもしっかりお伝えいたします!
ヨーグルトメーカーでケフィアを作る
ケフィアを作り始めたきっかけは、お腹(腸)が弱いダンナ様にヨーグルトを毎日食べさせるため。
でもね、酸っぱいヨーグルトは嫌だって砂糖をいっぱい入れるから、酸味が少ないと言われるケフィアにしたわけです。
ケフィアは室温でも作れるんですが、温度によって時間を調整したりがめんどいのでASPACのケフィア発酵器というのを使ってました。
ケフィア専用で温度調整もタイマーも付いてません。
約20年経った今も性能は全く問題ないんですが、経年劣化で外容器がボロボロ。
なんかねー、白いのがポロポロはがれ落ちるんですよ。
ASPACさん、長い間ありがとう!(でもまだ使えるから捨てないよ!)
ということで買ったのは、山善のヨーグルトメーカーYXA-100。
正確には発酵食メーカーで、発酵美人という素敵なネーミング。
前置きが長くなりましたが、これでケフィア作ってみます!
使い方の説明ってことで。
山善発酵美人の使い方、ケフィア作ってみた
ケフィアの材料は、牛乳とタネ菌だけ。
ちなみにわが家で使っているケフィア菌はベターホームのもの。
1袋で1リットルのケフィアができます。
説明書通り、容器をきれいに洗って熱湯に3分ほど浸け置き。
お湯を捨てて水分を振り落としたら牛乳を入れて、ケフィア菌を投入。
(容器に少し水滴が残ってても大丈夫)
いつもは牛乳パックにケフィア菌を入れてガシャガシャ振ってから、アルコール消毒した容器にダーっと入れてたけど、今回は熱湯消毒をしたので容器が熱くてケフィアが死んじゃうかもと思ったので、まず牛乳で容器を冷やしてみました。
まぜまぜ。
(マドラーも消毒済み)
容器のフタをしっかり閉めて、
発酵美人さんに入れて外フタをし、
25℃、24時間にセット。
温度と時間のセットの仕方は、
「温度・タイマーボタン」を押して液晶画面の温度計をピコピコさせたら、「下げる・上げる」で温度調整。
「温度・タイマーボタン」を押して液晶画面の時計マークをピコピコさせたら、「下げる・上げる」で時間調整。
スタートボタンを押して、おわり!
ワクワクしながら待つこと24時間。
ピーピーっとブザーが鳴って、できたー!
うん、いつも通りのちょい柔らかなできあがり。
翌朝の朝食にいただきました!
お味もいつも通りです。
山善発酵美人yxa-100買いました
わが家でのヨーグルトメーカーのメインの役割は、ケフィアを作ること。
その上で、市販のヨーグルトの培養もやってみたいし、塩麹とかの発酵調味料も作ってみたい。
調べてみるとどうやら、ヨーグルトメーカーで低温調理もできるらしい。
ということで、条件をあげてみると
- 1リットルのケフィアヨーグルトが作れる
- 25℃に設定できる
- タイマーは24時間以上
- 低温調理ができればいいな〜
ってところでしょうか。
結構悩んだんですが、数あるヨーグルトメーカーの中から発酵美人を選んだ理由は、
- 牛乳1リットル分で作れる
- 25〜65℃の温度調整
- 1〜48時間のタイマー
っていうスペックで、基本の条件はクリア。
さらに、
- 大きめ容器
- 小分けボトル4本
が付属だったこと。
その上で、
- お手頃価格
だったことも大きいですね。
牛乳パックのまま使えるビタントニオっていうのと最後まで悩んだんですが、最終的には付属の容器が大きいものということで、発酵美人となりました。
箱の中に入っていたもの。
発酵美人の本体と角形容器、小分けボトルが4本、説明書、レシピBOOK。
付属の角形容器は1.4リットルくらいあるので、1リットルの牛乳とスターターに市販のヨーグルトを使っても余裕の容量。
ふたに取っ手のへこみがあるので、出し入れもしやすいです。
小分け用ボトルも便利に使えそうで、地味に決定ポイントだったり。
初めての甘酒作りにも挑戦してみましたが、なんの問題もなくできました。
ボトルで最初から小分けに作るとそのまま保存できてそのまま飲みきれるので、衛生を怠りがちな雑な私でも安心で管理も楽チンでした!
作るときに小分けにするのは最初ちょっと面倒に感じましたが、慣れればちょいちょいっと目分量で分けられるようになります。
多少の誤差は問題ないですしね〜。
簡単に手作り発酵食品
山善の発酵美人には7種類の発酵食のレシピが付いてます。
・カスピ海ヨーグルト
・ケフィアヨーグルト
・京風白みそ
・納豆
・塩麹
・醤油麹
・甘酒
全て、容器で調理する場合と、ボトルで調理する場合の容量がのっています。
小分けボトルは、ヨーグルトや甘酒を1食ずつ作れるのはもちろん、塩麹・醤油麹・甘酒は発酵温度・時間が同じなので同時調理できるんです。
しかもボトルのまま保存できる。
これちょっと便利そうじゃないですか?
で、説明書にもレシピブックにも載ってないけど、設定温度が65℃まであるので低温調理もできそう。
もちろん、推奨はされてないので、その辺は自己責任ってやつですが。
発酵美人の不満点は・・・
・容器が電子レンジ不可なので、熱湯消毒がちょい面倒。
・容器の別売がない。
出来上がったヨーグルトは容器のまま保存したいけど、ケフィアは発酵に24時間かかるのでもう一個容器が欲しいところです。
小分けボトルもそのまま保存できて便利なので、別売があればいいのになー。
いくつか不満な点はありますが、この価格でここまでの機能があれば十分満足です。
ヨーグルト以外にもあれこれ作ってみたい、手作り発酵食デビュー用にはちょうどいい商品じゃないかなと思います。
ヨーグルトメーカーでケフィア作りまとめ
ケフィア以外のヨーグルトや甘酒、塩麹とか作ってみたかったんですよね〜。
でも温度の管理や長時間発酵などが大変そうで、手を出せなかったんです。
25℃〜65℃の温度設定で、ケフィアからヨーグルト、甘酒や納豆、味噌や塩麹といろんなものが作れる発酵食メーカー。
内容器も大きくて使いやすく、小分けで便利なボトルも付いているのにお手頃な価格で買えて満足です。
もしかしたら低温調理もできるかもしれないし・・・。
発酵食品がこんなに簡単に手作りできるなんて、うれしいー。
次は何作ろっかな。
楽しみ!