便秘や腸活、ダイエットに人気の「もち麦」。
私も1年ほど前から食事に取り入れています。
雑穀ほどクセがなく、プチプチした食感も楽しめるので、雑穀嫌いのダンナ様も食べてくれるようになりました!
今回はもち麦を入れたご飯の炊き方や水加減、お鍋やレンジを使ったゆで方、保存の方法までご紹介します。
炊くのも茹でるのもとっても簡単!
使い勝手のいい保存で便利に使いまわして、頑張らない健康生活を!
もち麦ご飯の炊き方や水加減
もち麦ご飯は炊飯器で簡単に炊けます。
例として、ウチでの実際の炊き方を参考にご覧ください。
今日はお米2合、もち麦100gで炊きます。
白米を洗って炊飯器に入れ、普段通りに水を加減します。
もち麦と、水(もち麦の2倍量)を足してかき混ぜ、
炊飯器のスイッチをオン。
これだけ、簡単ですよね。
炊飯器のコースは「白米」でOK。
白米に対するもち麦の割合に関係なく「白米コース」で大丈夫です。
炊きあがりはこんな感じ。
普段土鍋やお鍋でご飯を炊いている場合も、普段通り+もち麦と追加の水を入れるだけです。
また、もち麦は洗わなくても大丈夫なので、無洗米と一緒に炊くこともできますし、玄米と混ぜてもOKです。
もち麦は吸水させてもさせなくてもいいので、タイマーで炊いても問題ありません。
洗った場合はもち麦に水分が吸収されますので、水加減を気持ち少なめにしましょう!
白米に対するもち麦の割合はお好みですが、初めてや慣れてない方は3割くらいから始めるのがおすすめ。
3割炊きでこれくらいの混ざり具合です。
白米ともち麦の割合は?
最初は3割炊きから始めてみて、食べにくいなと感じたら1.5割に減らしてみる、物足りないと感じたら5割に増やしてみるなど、お好みの加減を見つけてくださいね。
●1.5割炊き
白米 1合:もち麦 25g
●3割炊き
白米 1合:もち麦 50g
●5割炊き
白米 1合:もち麦 100g
●10割炊き
もち麦のみ
もち麦ご飯の水加減
もち麦ご飯の水加減は、白米の通常の水加減+もち麦の2倍の水と憶えておきましょう。
3割炊きの場合は、白米1合に対してもち麦50gなので、追加の水は100g(100ml)。
5割炊きの場合は、白米1合に対してもち麦100gなので、追加の水は200g(200ml)。
憶えやすいですね〜。
もち麦を洗ってから加える場合は、追加の水の量を気持ち少なめにしてください。
また、上記の水の量を基本として、お好みによって水加減は調整してみてください。
吸水時間によっても炊きあがりの食感が少し変わってきますし、タイマーを使うとか、洗ったらすぐに炊くとか、普段のご飯の炊き方に合わせていろいろ試してみましょう!
ちなみに、わが家で使っているもち麦は「はくばく」の50g入りの小分けされたもの。
白米1合に対して1袋(50g)というのが使いやすくて気に入ってます。
|
もち麦の茹で方は簡単!お鍋やレンジで
もち麦は茹でると、サラダやスープにトッピングしたり、料理のカサ増しに使ったりといろいろ使えます。
また、自分以外の家族はもち麦入りご飯を食べない場合には、自分のご飯にだけ後から混ぜることもできるので、ゆでてストックしておくと便利です。
もち麦は茹でるときにぶくぶくと泡立つので吹きこぼれないよう、お鍋や容器は余裕のあるサイズを使いましょう!
また、炊きあがりは3倍ほどにふくらみます。
もち麦の茹で方 鍋
1. 鍋にもち麦の6倍程度の水を入れて沸騰させる。
2. もち麦を入れ、火を弱めて(お湯の中でもち麦がクツクツ踊るくらい)15〜20分位ゆでる。
もち麦の中心の白い筋が透き通るくらいになったら茹で上がりです。
3. もち麦をザルにあげ、流水で洗ってぬめりを取り、水気をしっかり切る。
もち麦の茹で方 レンジ
1. 大きめの容器にもち麦と水(もち麦の3〜4倍くらい)を入れる。
2. 30〜60分吸水させる。
3. 電子レンジで加熱(フタはしない)後、フタをして10分ほど蒸らす。
加熱時間はもち麦の量やレンジの特性により調整してください。
最初はレンジから離れずに様子を見ながら加熱してみてくださいね。
ウチのレンジの場合、もち麦50gを600Wで11分くらいで、ちょーっと硬めかなって感じになります。
4. ぬめりが気になる場合は流水で洗い、水気をしっかり切る。
もち麦の茹で汁はどうする?
たっぷりのお湯でゆでるもち麦ですが、気になるのがゆで汁ですよね。
水溶性食物繊維が豊富なのが売りのもち麦なので、茹で汁に溶け出してるんじゃ?
捨てるのはちょっともったいないので、スープや煮物などに使っちゃいましょう!
もち麦ご飯の保存方法は?
もち麦入りのご飯は、炊飯器で保温すると変色したり、においが強くなったりすることがあるので保温には向きません。
(品質には問題はありません)
わが家の場合、残ったもち麦ご飯は陶器のおひつに移して冷蔵庫に保存。
2日くらいならレンジでチンで美味しく食べてます。
お弁当にも持って行ってます。
たくさん炊いたときには、1食分ずつラップに包み、粗熱が取れたら冷凍庫で保存。
保存の目安は1ヶ月くらい。
ゆでもち麦の保存は?
茹でたもち麦は、使いやすい量に小分けして冷凍保存。
こちらも保存の目安は1ヶ月くらいです。
小分けの方法は、スープやサラダのトッピングなら大さじ1〜2ずつラップに包んだり、面倒なら大きめの製氷皿に入れて凍らせたり。
シチューやハンバーグなどに使うなら、使う分量をビニール袋やラップで包んで平らにして冷凍。
ビニール袋やストック袋に入れて薄く伸ばし、使いやすい大きさに菜箸で筋目を入れて冷凍する方法もあります。
使うときには電子レンジで軽く加熱、お味噌汁などには凍ったままポンと入れられます。
もち麦ご飯まとめ
炊飯器で普通のご飯と同じように炊けるもち麦ご飯や便利にストックできるゆでもち麦。
もち麦は、β-グルカン(水溶性食物繊維)が豊富なうえ、食後血糖値の上昇を抑制するなどたくさんの効用が認められているスーパーフードですが、とっても簡単に普段の食事に取り入れることができる食材です。
少々においやクセはありますが、雑穀ほど強くないので食べやすいんです。
いままで雑穀は食べなかったウチのダンナ様も、プチプチもちもちした食感がいいと食べてくれるようになったのも嬉しいです。
私もちょい便秘ぎみだったんですが、もち麦を食べるようになっていい感じのお通じが増えました。
もち麦を食べてれば痩せるし便秘も治る、とはいきませんが、体にいいものはどんどん取り入れて毎日元気に暮らしていきたいですね。