お正月休み明け、仕事に行こうと着替えるとパンツやスカートのウエスト周りが苦しい・・・。
そんな経験ありませんか?
今回は正月太りは本当にすぐ戻せるのか?解消するためのストレッチや食事についてご紹介します。
正月太りはすぐ戻るって本当?
お正月後に増えた体重。
やばい、太った!すぐにダイエットしなきゃって思いがちですよね。
でも、よく考えてみてください。
お正月、あなたは何をしていましたか?
お雑煮やおせちを食べて、こたつに入ってテレビを見ながらお菓子を食べ、そのまま眠くなって昼寝。
起きたら夕食、その後はテレビやゲームをしながらまたお菓子。
こんな生活ではなかったですか?
もし、これに近い生活によって体重が増えているなら、それは一時的な運動不足やカロリー摂取オーバーによる体重増加です。
普段の生活なら、駅まで歩く、満員電車に揺られる、会社まで歩く、社内でも立ったり座ったり・・・。
意外と運動しているので、それなりに食べた分は消費できているんですね。
でもお正月くらいはゆっくりしたい・・・と、まったく動かず、しかもいつもより多く食べてしまう・・・当然食べた分も消費しきれないというわけです。
このような一時的な体重の増加は、休みが明けて普段の生活に戻ると早い人なら一週間くらいで元に戻ります。
なので、焦って過激なダイエット法などに走らないよう注意してくださいね。
少しでも早く戻したいなら、普段の生活プラスちょっとした運動や食事を少しだけ減らすなどの工夫をしましょう。
ちょっとした運動の例
駅までの徒歩を早足にする
一駅分だけ歩く
階段を使う
通勤電車でお腹に力を入れて立つ(急な揺れ対策につり革は持ちましょうね)
さらにストレッチやむくみ対策もすると効果的です。
正月太りの解消に効果的なストレッチ
ストレッチをするだけでも代謝が良くなりますよ。
ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチの2種類があります。
動的ストレッチ
体を伸ばすのではなく、準備体操のように動かすもの。
筋肉をほぐして体を動かしやすくすることで、血流が良くなり代謝も高まります。
サッカー選手が練習前に体を伸ばすようなストレッチをせずに、ピョンピョン飛んだり、足や腕を動かしたりしていますよね。あれのことです。
おすすめの動的ストレッチはラジオ体操です。
子供の頃なんとなくやっていたラジオ体操って実はとても効果的なストレッチ運動だったんですね。
動的ストレッチは体を目覚めさせるものですので、朝にするのが効果的ですよ。
朝は慌ただしいでしょうから、途中まででもいいのでやってみましょう。
静的ストレッチ
体をゆっくり伸ばすことで柔軟性を高め、筋肉に蓄積した老廃物を排出します。
リラックス効果もありますから、1日5分でもいいのでやってみましょう。
体が温まっている時に行うのが効果的ですので、お風呂上がりなどに行いましょう。
息を吐きながら伸ばして、気持ちいいくらいのところで10〜20秒ほど静止します。
反動をつけないこと。
<静的ストレッチの例>
股関節
あぐらをかくような感じで足の裏を合わせて座り、背筋を伸ばして息を吐きながらゆっくり体を前に倒していく。
腰・背中
仰向けに寝転び、右膝をを立て、ゆっくり左側にたおす。
顔は右に、右肩は床から離れないように。
膝と股関節の曲がり方をそれぞれ直角にすると効果的。
左も同様に行う。
正月太りの解消は食事にも工夫を
正月太りの原因のひとつにはむくみもあります。
おせち料理は保存食でもあるため塩分が多く、味付けが濃いものが多いんですね。
塩分を多く摂取すると身体は、血液中の塩分濃度を薄めるため水分を保持しようとします。
このためむくみがおこりやすくなります。
むくみを解消する食事のポイントはカリウム。
カリウムには利尿作用があり、体内の塩分を水分と一緒に体外に排出してくれます。
カリウムを多く含む食材は、
さつまいも
トマト
ほうれん草
アボカド
バナナ
りんご
キウイフルーツ
など
食べ過ぎるとカロリーオーバーになりますので適度に摂るようにしましょうね。
まとめ
ストレッチやちょっとした運動が習慣化すればダイエットにも期待できます。
ダイエット目的でなくても身体にはいいことですので是非続けてみてくださいね。