今から十数年前、原因不明の手首の痛みに悩まされていた私。
しばらく収まっていたんですが最近また痛み出したので、記録に残しておくことにしました。
私の場合の症状と進行具合、検査などについて参考になれば幸いです。
当時は原因が全く分からず、整骨院で治療しても良くならず、専門医にかかってMRIとエコー検査でようやく判明したその正体とは？！
手首が痛いけど腫れていない
手首に違和感を感じたのはもう十数年前のこと。
最初は手をついたときにちょっと痛いな〜って程度だったんです。
でも腫れもしてないし、指がつる感じもないってことで様子を見てたら、気温が上がるにつれ段々と痛みを増してくるようになりました。
ついにはフライパンや片手鍋を持っても痛みが出るほどに。
整骨院に通っても一向に良くならないので、手の専門医に診てもらうことになったんですよ。
某大学病院の手の外科専門医が週一で来ているという病院に行って、エコー検査とMRIとたいそうなことをした結果、判明したのは、
“オカルトガングリオン”
ガングリオンはわかります。
手首などの関節にボコッとできるコブのようなあれですよね。
名前の恐ろしさの割には悪いものじゃないってことも知ってますが・・・。
それが、表には出ない位置にできてるんだとか。
で、普通のガングリオンだと痛みが出ないことも多いそうですが、オカルトの場合は関節の深いところにできるので神経に触って痛くなることが多いらしいです。
通常のガングリオン同様、関節部分にできた袋にゼリー状の液が溜まる症状で、それが目に見える状態ではないと言うだけのことで、悪性のものではありません。
同時にお医者さんに聞いた簡単な治療法で痛みもかなり楽になりました。
⇒ オカルトガングリオンの痛みを和らげる方法はこちらで詳しくご紹介しています
ホッとしたところで、私の手首痛の症状と痛みのある場所や病院での検査についてご紹介します。
手首が痛いから手がつけない
先にも書いたように、最初は何かの拍子にチクっと痛むくらいだったんです。
手の平をねじったときとか、ベッドから起き上がろうと手をついたときとか。
パソコンを使う仕事なので腱鞘炎かな？と思ったんですが、親指の付け根じゃなく手首の真ん中あたりが痛いっぽい。
「痛いっぽい」というのは痛い場所がピンポイントではわからず、なんかこの辺が痛いって感じだったからです。
普通にしていると痛みは全くありません。
手を甲側に曲げたり、小指側に曲げたりすると痛みます。
逆に手のひら側に曲げても痛みはなく、違和感があるくらい。
そのうち「チクッ」が「ズキッ」に変わり、何かの拍子に手をつくと「ウッ」と動きが止まるくらいの痛みになってしまいました。
冬には痛みが和らぎ、暖かくなってくると痛みが増してきます。
ヨガは四つ這いができない。
利き手と逆の手だったので、鍋やフライパンが片手で持てなくなったのが辛かった。
近所の整骨院で、電気治療や超音波治療をやっても一時的に軽くはなるんですが、すぐに元の痛みに。
そこでレントゲンを撮ってみることにしました。
手首が痛いけどレントゲン異常なし
手のレントゲンを撮ったところ、骨には全く異常なし。
いつもお世話になっている整骨院だったのでまずここへ行ったんですが、やっぱこれは整形外科だなーってことで病院へ。
その時にネットでいろいろ調べて、TFCC損傷という疾患の疑いを持ったので、手の専門のお医者さんのいる病院を狙って行ってみました。
診察は、手首の痛みに関する問診と触診。
MRIとエコー検査。
私、少々閉所恐怖症の気があるんでMRIはドキドキだったんですが、左手を上げてうつ伏せになり、半身が機械の中に入るくらいだったので、ドキドキはしてましたが大丈夫でした。
エコーは手首にジェルを塗って機械を滑らせるだけなので怖くも痛くもないです。
で、結果は最初に書いた通り、オカルトガングリオン。
今も私の手首にはオカルトガングリオンがいるんですが、外からは全くわからないですよね。
オカルトガングリオンは、外に見えないのでエコー検査やMRIでしかわからないものだそうです。
手首が痛い時の体験談まとめ
原因が不明でいろいろ調べすぎたためかややこしい手の疾患を疑ったんですが、ガングリオンということで安心しました。
手首が痛いのは困りますが、厄介なものでなくてよかったです。
また、お医者さんに聞いた簡単な治療法で痛みもかなり楽になりました。
⇒ 手外科の専門医が教えてくれた痛みを和らげる効果的な方法とは？
私の場合は、割と近くの病院に手外科が見つかったから行ってみただけなので、まずは普通の整形外科で大丈夫です。
でも、症状が私と同じだからといってガングリオンとは限りませんので、手首に違和感や痛みがあれば自己判断せず病院に行ってくださいね！