十数年前に発症した手首のオカルトガングリオン。
その時は医師のおすすめする方法で痛みは和らぎ、普通に生活できていたのですが、最近また痛みが強くなってきました(泣)。
そこで以前と同じ方法をとったところ、かなり楽になったので、痛みに悩む皆様の参考になればと書き記すことにしました!
すべての方に当てはまるわけではありませんが、少しでも痛みが軽くなる役に立てればうれしいです。
手首のオカルトガングリオンが痛い
私が十数年前に悩まされていた原因不明の手首の痛み。
かかりつけの整骨院に通っても一時的に痛みが引くだけ。
レントゲンを撮っても骨には異常なし。
ついには整形外科の手外科の先生に診察してもらってMRIとエコー検査をした結果、判明したのが「オカルトガングリオン」でした。
⇒ オカルトガングリオンの症状や診断はこちらで詳しく書いています
で、その時、先生がおっしゃった治療法が私には結構衝撃的な内容だったんですよね。
それが、こちら。
「一番の治療法は動かさないことだね」
もちろん、溜まった液を抜くとか、手術するとかあるけど、どっちにしても再発する可能性があるから、動かさないのが一番だと。
うーん、手外科の専門医が言うんだからそうなんだろうな〜。
ガングリオンの痛みを和らげる方法をやってみた
先生の推奨する手首を動かさない方法が、サポーターをすること。
手首って気を付けていても動かしてしまうものだし、固定をするのがまあ確実っちゃ確実なんだろうな〜。
ってことで、ネットやらスポーツショップやらで手首用のサポーターを物色いたしました。
で、購入してできるだけ長時間着けているようにしたところ・・・。
名医?!
手首の痛みでスポーツジムもしばらく有酸素運動だけにしてたんですが、その後、腕立て伏せもできる状態にまで回復しました。
ただ、全快したわけではなく、調子に乗って手首に負荷をかけ続けると痛くなるので、うまく付き合っていく感じですね。
ちなみに私が使っているのは、ダイヤ工業の“A・リストガード”というサポーター。
アルミのプレートが4本付属していて、手の甲と手のひら側のポケットに、自分の症状に合わせて入れ替えて調整できます。
しっかり固定するならプレート入りがいいですよ。
プレートはアルミなので、手の形に合わせて曲げることもできるし、マジックテープのベルトで締め付けの強さも調整できるので、きつくて痛いときはちょっと緩めたりも簡単。
私は手首の痛みが強いときは寝るときも着けてますが、強く締めると血行が悪くなって痺れてくるので少し弱めにしてます。
6年ほど使って7、8年放置して、引っ張り出してきましたが、ケバ立ってるくらいで破けとかはないですね、丈夫。
私の使ってるのは古いタイプですが、今はbonboneっていうブランド名になってるみたい。
会社にしていくとめちゃくちゃ心配されるんですよ(笑)
見かけがごついので、同僚から「どうしたの?大丈夫?」と言われ、毎日着けてると「そんなにひどいの?」と心配され。
なので、ちょっと軽めのこんなのも買いました。
スポーツケア用品の“Mueller”のサポーター。
手のひら側に柔らかめのプレートが入ってて、固定力は上のやつに比べるとやや弱いですが、ソコソコあります。
長袖だとほとんど見えないし、これくらいのデザインだとちょっと調子悪いのかな?くらいの印象になるようです。
Muellerは、もう同じやつはないみたいだけど、サポーター選びの参考になれば・・・。
ついでにもう一個。
スポーツジムで着けてるやつはこれ。
ZAMST(ザムスト)のリストラップ。
これはスポーツショップによくあるメーカーのやつです。
これは固定ではなく、必要以上に手首を曲げないようにホールドするって感じで使ってます。
これも私の持ってるのとちょっとデザインが変わってるかな。
オカルトガングリオンの治療法は?
名医?によると、オカルトガングリオンの治療には、手首を動かさないことが一番!
ですが、他にも、俗に「水を抜く」と言われる注射針を刺して中に溜まっている液体を抜く治療や、手術で液体が溜まる袋を取り除く方法があります。
どの治療法にしても、再発する可能性もあるので、ご自分の症状に合わせて整形外科でご相談ください。
私の場合、サポーターをすることで痛みはかなり緩和されたので手術などは考えてませんが、ガングリオンが消滅したわけではありません。
数年、サポーターなしで生活できるくらいだったんですが、最近ヨガを始めたところ、手をつくポーズが多くてまた痛みがぶり返してきました。
やっぱり強い負荷をかけるとダメみたいですね(泣)。
でもサポーターを復活させたら痛みも和らいだので、「動かさない」ことの大切さを改めて感じた次第でございます。
ただし、サポーターも24時間とか極端に長く着け続けると筋肉がこわばったり蒸れたりするので、時々外して痛くない範囲で指の曲げ伸ばしをするとか、休憩を入れるといいんじゃないかと思います。
あと、きつく締めすぎも要注意!
指が痺れてきます。
手首のオカルトガングリオン治療まとめ
原因不明の手首の痛みで接骨院や整形外科に行ったときのことはこちらの記事にまとめています。
⇒ オカルトガングリオンの私の症状や進行具合、MRI検査の様子はこちら
私は、手外科の専門医に言われた「手首を動かさない」、で痛みが治まっているので、このままオカルトガングリオンと付き合っていくことにします。
もしかしたら消えてくれる可能性もないではないし。
私はサポーターを、
・家にいるときはがっちりタイプ
・会社では軽めのスポーツタイプ
・運動するときはソフトなサポートタイプ
と使い分けています。
念のため言っておくと、私は都合により3種類になってしまっただけなので、絶対3つ必要なわけではないですからね。
すべての手首痛がサポーターで治るというものではありませんので、手首の痛みに悩まされているならまず整形外科で診断を受けてくださいね!
その上で、お医者さんと相談してご自分にあったタイプのものを選ぶとバッチリだと思います。