微熱が続いたり、喉が痛かったり、鼻水が出たり、これってインフルエンザ?
風邪とインフルエンザの区別はつきにくいものです。
微熱、喉の痛み、鼻水はインフルエンザの初期症状に当てはまるのでしょうか。
今回はこの3つの症状について見ていきましょう。
喉が痛いときや鼻水が止まらないときの対処法もご紹介しています。
インフルエンザの初期症状に微熱はある?
一般的なインフルエンザの発熱の特徴は「急激な上昇」です。
「なんか熱っぽいかも」と思っていたら、あっという間に38度超というように、急に体温が上がります。
一方、風邪の場合は徐々に体温が上がっていきます。
とはいえ、まれに微熱しか出ない場合もあります。
以下の場合は病院で診断を受けることをおすすめします。
なぜなら、本人が大丈夫でも周りに感染を広げてしまう危険があるためです。
家族がインフルエンザの陽性診断を受けている
会社・学校でインフルエンザが流行っている
予防接種を受けている(軽症で済むこともあるため)
微熱以外でインフルエンザの特徴的な症状が出ている(下記)
全身の倦怠感、関節痛、筋肉痛、寒気、頭痛、腹痛、嘔吐、下痢
風邪は緩やかに症状が悪化していきますが、インフルエンザは急激に症状が出るのが特徴です。
インフルエンザの初期症状に喉の痛みはある?
喉の痛みだけではインフルエンザとは判断できません。
最初は喉の痛みだけだったのが、翌日突然の発熱、体のだるさといった特徴的な症状(上記)が出る場合はインフルエンザの疑いがあります。
病院で診断を受けましょう。
咳は発病後、治りかけた頃にひどくなることが多いようです。
なんだか喉が痛いなと思った時は
部屋を加湿(加湿器がない時はバスタオルを濡らして部屋にかけておきましょう)する
マスクをする
緑茶や紅茶、塩を入れたお湯などでうがいをする
蜂蜜をなめる
タオルやマフラーなどを巻いて喉を温める
温かい水分を取る
などをして十分な休息を取ってください。
喉に刺激のある(冷たい、辛いなど)ものは避けるようにしましょうね。
紅茶を入れる。ティーバッグでも大丈夫です。
すりおろした生姜(チューブ入りでも可)とはちみつを紅茶に入れ、よく混ぜる。
生姜は入れすぎると辛いので様子を見ながら入れてくださいね。
色が黒くなりますが、はちみつの鉄分が紅茶のタンニンと反応して黒く変色するためですので大丈夫ですよ。
インフルエンザの初期症状で鼻水は出る?
鼻水が出るだけでは判断は難しいですが、喉の痛みと同様に急激にインフルエンザの特徴的な症状(上記)が現れた場合は病院に行きましょう。
鼻水もどちらかというと病状が進むにつれひどくなることが多いようです。
鼻水が止まらなくて困った時は
首を温める
マフラーやカイロなどで首の後ろを温めると鼻の通りが良くなります。
蒸しタオルを鼻に当てる
水に濡らしたタオルを電子レンジで温め鼻の上に乗せる。
こんな呼吸法もあります
深く息を吸い、吐ききる
息を止めて鼻をつまみ、頭を上下にゆっくり動かす(往復で4秒くらいのスピードで)
息が苦しくなるまで続ける
ツボを刺激する
舌で口の上部をぎゅっと押さえる
舌を離して指で眉間を押さえる
20回ほど繰り返す
鼻水は鼻から菌を出そうとしている人間の身体の反応ですので、無理に止めることはよくありません。
自宅にいる時は柔らかいティッシュで鼻水をかみましょう。
鼻栓をする場合は、鼻水を止めるというよりも吸わせるように、ティッシュをふんわり丸めて柔らかく作って、こまめに替えるなどでしのいでください。
鼻栓の詰めっぱなしは逆に雑菌の元ですので避けましょう。
まとめ
⇒ 【体験記】私がインフルエンザになった時の様子を時系列に沿ってレポートしています
インフルエンザであるなしに関わらず、体調が悪いことに変わりはありません。
十分な水分補給と栄養のあるものを食べて、温かくしてお休みください。
お大事に。