バレンタインやホワイトデー、子供会にバザー、ちょっとしたプレゼントなど、ラッピングの機会は意外と多く、毎回頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
紙コップは直接お菓子も入れられて加工もしやすいので、ギフトボックスにはぴったりです。
100均でも種類が豊富で、同じ形でも色や柄でイメージが変わるのも嬉しいところ。
今回は、すべて100均の材料を使った紙コップのラッピング、基本の作り方とアレンジをご紹介します!
紙コップでラッピング 基本の作り方とアレンジ
最近では、普通のお店よりも100均ショップの方が多いんじゃないかと思うほど、100均の紙コップの品揃えは豊富ですね。
しかも20〜30個入って100円という手軽さも大きな魅力です。
大きさも数種類ありますので、入れるものによって使い分けもできます。
お気に入りの柄を見つけたらまずはギフトボックスを作ってみましょう!
紙コップギフトボックス基本の作り方
手順写真は、ミニサイズ100ml(上写真右側)の紙コップを使っています。
1. ハサミに印をつける。
ミニサイズ(100ml) 2.3cmくらい
普通サイズ(210ml) 2.8cmくらい
マスキングテープなどを貼ると分かりやすくなりますよ。
2. 紙コップの上のフチを切り落とし、ハサミの印を合わせて切り込みをほぼ均等に8箇所に入れる。
※ケーキを切る時のように、2等分の位置、4等分の位置、8等分の位置の順に入れていくと均等になりやすいです。
3. フタになる部分を順番に折っていき、最後の一片の端を最初の一片に潜り込ませる。
わかりやすいようにちょっと開いてみました。
スクリューのように一片の左端(または右端)がすべて隣の下に潜り込んでいる状態にすると、フタが閉まります。
3. 中身を入れ、フタの上にシールなどを貼って完成。
切り込みが短くて穴が開いてしまっても、シールを貼れば問題なしです。
切り込みが長すぎてフタがしまらない時は、上の口の部分をを少しカットして調整してみてくださいね。
あえて白い紙コップにすれば、好きな絵を描いたり、シールやマスキングテープでデコレーションもできます。
紙コップギフトボックスのアレンジ
切り込みを基本よりも深く入れる。
ミニサイズ(100ml) 3cmくらい
普通サイズ(210ml) 3.5cmくらい
1. 穴あけパンチで穴を開ける。
穴あけパンチにテープなどでガイドを貼っておくと、同じ位置に開けやすくなります。
※穴あけパンチがない場合は、ハサミの先やカッターで紐が通るくらいの切り込みを入れてください。
ケガをしないよう気をつけてくださいね!
2. リボンをすべての穴に下から上に通す。
3. リボンを引っ張りながら、フタを閉じ、上でリボンを結ぶ。
ボリュームのあるリボンや、シフォンなどのふわふわしたものがかわいくできると思います。
細いリボンしかない時でも、3本くらいまとめて通してリボン結びするとボリュームも出てかわいいですよ。
上の写真の右は、ブルーのリボン2本とチェックのリボン1本で作ってみました。
上のフチを切り取らずに、そのまま使ってもポイントになってかわいいですね。
簡単ラッピングは紙コップでおしゃれに
次はさらに簡単にできるラッピングです。
基本形は、上のフチを切り落として口の部分を潰したものです。
マスキングテープやリボンを使って
●左は、口の部分をマスキングテープで閉じて、ラフィアを巻いたもの。
紙コップの柄やリボンの柄でいろんなパターンができそうですね。
●真ん中は、持ち手になる布テープをホチキスで留めて、紙コップの口の部分にレーステープを貼り付けたもの。
フタを閉じないので、中身はギフトバッグなどに入れてくださいね。
●右は、紙コップの口をマスキングテープで閉じただけのものです。
無地の紙コップをカラフルなマステで閉じて、ワンポイントにシールを貼るだけでも簡単なのに素敵になりますよ。
穴を開けてリボンでかわいく
次は、2箇所に穴を開けてリボンを通すパターンです。
穴あけパンチは穴が開く位置がわかりにくいのですが、目安にテープを貼るとわかりやすくなります。
●左の作り方は、まず後ろから前にリボンを通します。
両サイドにぐるっとリボンを回して、同じ穴からまた前に通して、前でリボン結び。
●右は前から後ろにリボンを通して結んだだけのものです。
シフォンのリボンでふわふわに結んでもかわいいですし、ラメ入りリボンでゴージャスにしてもいいですね。
いろんなリボンや通し方で試してみてくださいね。
ショッピングバッグ風
両端に同じくらいに斜めに折り目を付け、中に折り込みます。
紐を通せば、出来上がりです。
口の部分をシールで留めてもいいですね。
穴あけパンチがなくて、綺麗に穴が開かなくても、こんなシールを貼ればポイントにもなるし、ごまかしもできますよ。
書類の穴の補強をする文房具で、カラフルなものもあります。
100均の紙コップでラッピング
最後はもっと簡単、でもかわいいラッピングです。
紙コップにお菓子などを入れて、透明なギフトバッグに入れ、リボンやタイを結ぶだけです。
左は、ブラウニーなどはいかがでしょうか。
中にワックスペーパーを敷いて、ピックを添えてみました。
ワックスペーパーは、紙コップに油分がシミるのを防いでくれますし、おしゃれな柄も多いのでぜひ使ってみてくださいね。
ピックは中のお菓子に直接刺してもかわいいですよ。
今回はギフトバッグが少し小さくて、上をリボンなどで閉じることができなかったので、細長く切ったワックスペーパーで挟んで、ホチキスで留めてみました。
右のミニカップは、チョコやキャラメルなど、小さなものにぴったりです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
手軽で簡単に作れる紙コップラッピング。
工作気分であれこれ作ってみるのも楽しいですね。
ケーキなど油分の多いものを長時間入れる場合は、紙コップの質によっては油分がしみることもあります。
ワックスペーパーなどを敷いておくと安心です。
ラッピングの機会が多い方は、素敵な紙コップを見つけたら買っておきましょう!