京都への旅行で出町柳を訪れることになったわが家。
どっか面白いところはないかな〜と調べていると、駅近にある桝形商店街がなんだか面白そう。
寂れゆく商店街が多い昨今、ここは行列店やレトロ映画館、古いお店も新しいお店もなんでもありって感じで活気もある様子。
今回は歩いて楽しい、買って楽しい桝形商店街の様子をご紹介します。
出町柳周辺のおすすめぶらぶらスポット
京阪電車・出町柳駅を出て鴨川を渡ると、屋根付きの歩道とお店の並ぶ街並みが見えてきます。
そんな京都的な風景の中、“出町商店街 桝形” の看板を見つけました。
商店街のすぐ横には出町柳名物の行列店 “出町ふたば” があります。
商店街の入口側の歩道にはたこやきや京漬物の屋台も並んでてちょっとしたお祭り気分。
屋台の詳細は不明ですが、時期や曜日によるのかもしれません。
まあそれは置いといて、いざ、商店街の中へ!
商店街の入口にはオーガニックのお店、その隣が和菓子屋さん。
余計なお世話ですが、すぐ近くに行列和菓子屋の “出町ふたば” があって、こっちの和菓子屋さん “おた福屋” は大丈夫なのかなとふと思ったのですが、見ているとこちらもちょこちょことお客さんが絶えない様子。
地元の方に愛されている昔ながらのお店とお見受けいたしました。
そしてその向かい側に、気になる人だかりが・・・。
桝形商店街の名物店
桝形商店街を入ってすぐの行列ができているお店は “満寿形屋”。
うどんや丼がメインの町食堂ながら、鯖寿司が有名な人気店だそうです。
さらに進むとレトロな外観が目をひく映画館 “出町座”。
書店とカフェ併設で、店内もレトロ感たっぷり。
通常の映画館のように同じ映画を繰り返し上映するのではなく、1日十数本の映画を順繰りに上映するスタイルのようです。
近くに住んでたら、上映スケジュールをこまめにチェックしたくなるだろうな。
さらに進むと、なぜかお米や乾物のお店の一角に “京銘菓 阿闍梨餅” ?。
阿闍梨餅(あじゃりもち)で有名な “満月” も出町柳が本店ですが、ここ “マツヤ食品店” でも買うことができるのはありがたい。
満月と書かれた番重(和菓子を運ぶ箱)から取り出されるほっかほかの阿闍梨餅は1個141円。
そのマツヤ食品店の角を曲がったところにあるのが “出町ろろろ”。
様々な豆皿に入ったおばんざいが並ぶお弁当が人気の和食店で、平日でも予約がとれないこともあるんだとか。
そして、さらに奥に進むと素通りするなど絶対無理な色彩のお店 “井上果物店” が出現。
常にお客さんがいて、正面から写真を撮れなかったのが残念ですが、あふれるピンクとオレンジと黄色って感じ。
出町柳の桝形商店街は新旧ごちゃまぜが楽しい
ローカルな商店街だと思いきや、有名店や行列店もある桝形商店街にびっくり。
上記のお店以外も個性的なお店がいっぱいで活気があってとても楽しいところです。
それほど長い商店街じゃないのにスーパーが2軒もあって、どちらも個性的。
“アイハート” は、成城石井とか久世福商店みたいなこだわりのセレクト品に、生鮮食品やお惣菜が加わった新しいタイプのスーパーマーケット。
もう一軒の “ゑびす屋” は、びっくり価格が売りの地元民ご用達スーパー。
スーパーの中にお肉屋さんとかが入ってて、昔ながらの雰囲気が楽しいです。
かと思えば、ギャラリーやビストロなんかがあるおしゃれクリエイティブ系な空間の “DELTA” があったり、
映画や美術関係に特化した古本屋さんがあったり。
出町柳駅側と逆の入口にある洋食レストラン “ライオンキッチン” は近くの大学の学生さんに人気のお店のようです。
可愛い雰囲気が良さげでした。
他にも、昔ながらの衣料品店、お豆腐屋、乾物屋などもあれば、カフェバーも雑貨屋も居酒屋もあり。
アーケードを抜けた先の通りにもおしゃれなパティスリーやお蕎麦屋さんがありましたよ。
出町桝形商店街まとめ
京都旅行の下調べで、面白そうだと思った桝形商店街。
思った以上に見応えありの楽しい商店街でした。
映画館だったり古本屋だったり、クリエイティブ空間だったり・・・、京大や同志社といった大学が近いこともあってでしょうか、文化的な場所が多かったですが、それだけじゃなく昔ながらのお店なども多くて、地元の人たちも日常的に通う場所って印象でした。
昨今の商店街事情は厳しいものもあると思いますが、活気のある商店街に出会うとワクワクニコニコになっちゃいますよね。
これからもますますの発展を願っております。