ここ数年毎年のように、今年の暑さは異常と言われ続けてはいますが、わが家は風通しがいいためか「暑いのは暑いけど異常でもないよね」という感じで過ごせていました。
でも、今年(2018年)は暑い!本当に暑い!
7月でこの暑さなら8月はどうなるのか?
ということで、ニトリのNクールスーパータオルケット、Nクールダブルスーパー枕パッド、Nクールごろ寝クッションを買ってみました。
ほとんどクーラーを使わないウチで、Nクールは効果を発揮できたのか?
ちなみに、わが家の寝室にはクーラーはございません!
なので、寝る前にあらかじめ部屋を涼しくしておいてNクールも冷たくしておくということもしてません。
正真正銘、クーラー無しでの使用感のレビューですよ〜。
ニトリNクールはエアコンなしでも使える?
ニトリのNクールに限らず、冷感寝具というのは暑すぎる部屋だと効果を十分に発揮できないものなんだそうです。
Nクールは接触冷感と言って、触るとひんやり感じる生地を使用しているものなんですが、クーラーや扇風機を併用することでより効果が高まるそうですよ。
風通しのいい寝室のおかげで今までも窓全開と扇風機で過ごせていた夏の夜ですが、さらなる快眠を求めてニトリのNクールを試してみることにしました。
今回買ったのはこちら!
写真上がNクールごろ寝クッション、下左がNクールスーパータオルケット、右がNクールダブルスーパーピローパッドです。
特に意識をしたわけではないのですが、偶然Nクールの3ランクが揃いました。
3ランクとは、
・Nクール
・Nクールスーパー
・Nクールダブルスーパー
のことで、下に行くほど冷感が強くお値段も高くなります。
では、順番に使った環境と感想をご紹介いたします。
当然、クーラーは使っておりません、扇風機のみ!
ニトリ ごろ寝クッション Nクール
ごろ寝クッションは、Nクールで、冷感ランクは一番下。
クッション系はNクールしかないようですね。
サイズは52×120cmくらいで、2,306円。
広げてみるとこんな感じで、中綿が偏らないようステッチが入っています。
ヒモはしまうときに束ねる用だと思います。
ウチではごろ寝用ではなく、イスのクッションとして使うために買いました。
ダンナがパソコン用に使っているリクライニングチェアなんですが、合皮のため夏場はベタつくのがお悩み。
これが計ったようにサイズぴったり!
ちょうどいい感じにヒモでイスに固定されてるように見えますが、本来の使い方ではないので、よく見るとヒモとクッションのつなぎ目がヤバイ。
そのうちヒモを横に付け直して、背もたれにくくりつけられるように改良しようと思ってます。
Nクールごろ寝クッション感想
予想していたことですが、クーラーを使わない部屋では「ひんやり感」はあまり感じないそうです。
時々足を動かしたりするとちょっと涼しいかな?と思う時もあるということでした。
じゃあイマイチだったのかというとそうでもないようで、今までイス自体が熱がこもっていたように熱かったのが軽減され、汗をかいてもイスにべたべたくっつかないので不快感が激減したと言っております。
ひんやり〜はあまり感じませんが、熱く無くなったということで、まずまず快適だそうですよ。
ニトリNクールは扇風機だけでもひんやり?
一番下のランクのNクールは、まあまあ悪くないんじゃないの?という評価になりました。
ではいよいよ寝具としての使用感を確認してみたいと思います。
ニトリNクールスーパータオルケット
今回私が一番期待していたのがこのタオルケット。
シングルサイズで、2,769円。
寝室では窓を開けた上で扇風機を使ってるんですが、扇風機の風が直接当たるのがあまり好きじゃないんです。
かといって、夏布団やタオルケットをかけると暑い。
そこで、ひんやりケットを試してみることにしました。
タオルケットは、NクールとNクールスーパーがあり、私はより涼しいというNクールスーパーを選びました。
買う時にまずびっくりしたのが、意外に重い!
冷感生地とタオル生地のリバーシブル構造のためでしょうか。
でも、広げて体にかけてみると重くは感じなかったので一安心。
タオルケットから想像されるふんわりした生地ではなく、トロッと体に沿う感じの生地なので、ちょっと不思議な感じがします。
足にかけてみたのがこの写真。
足に沿うような生地感わかりますかね〜?
下の写真、タオルケットの裏表です。
ちょっとわかりにくいですが、左の色の濃い側がタオル生地、右の薄いシマシマの側が冷感生地。
冷感生地のほうを下に(身体側)にして掛けます。
Nクールスーパータオルケット感想
肝心のひんやり感ですが・・・。
します!
クーラー無しの部屋でもひんやりしますよ〜!
めちゃくちゃ涼しいわけではないんですが、肌に触れるとひんやり〜。
身体にかけた状態で扇風機の風が当たるとひんやり〜、って感じです。
ただし、ひんやりするのは肌が直接当たっている部分のみで、パジャマ越しではあまり冷感は感じません。
このへんが、クーラー無しの限界でしょうかね〜。
でも、扇風機の風を直接受けなくて済む上に、風が通ると涼しく感じるので、これはいいですね。
個人差もありますが、室温32℃くらい(扇風機の温度表示です)まで私は大丈夫でした。
それ以上になるとやっぱり、タオルケットをかけていること自体が暑くなってきます。
あと、横向きに寝る時に、足が重なる部分にじんわり汗をかいて気持ち悪いことがあるんですが、このタオルケットのひんやり生地側を足の間に挟むと爽やかで快適ですよ!
で、私はゴザシーツ愛用なのでNクールの敷きパッドを買う予定はないんですが、ふと思いついてタオルケットをシーツのように使ってみました。
セミダブルのベッドですが、シングルのタオルケットがぴったり敷き詰められます。
寝返りを打つたびに、ほんのり冷たさを感じる程度なんですが悪くないです。
寝苦しいほどではないけどちょっと暑いかなという夜はこれでもいけそうですね。
さらにこのタオルケットのいいところは、普通のタオル生地側も使えるってこと!
「布団をかけるには暑いけどNクールだと冷える」くらいの時期には、タオル生地側を身体側にするとちょうどいいです。
うちのダンナ様も試しに使って気に入ったらしく、私のを取られてしまいましたので(笑)、追加でもう一枚買いました。
1枚目よりはやや濃いめのブルーになっていたので、色は年ごとに変わるのかもしれませんね。
送料入れても店頭で買うのと同じくらいというかちょびっと安い!
ニトリNクールの感想
Nクールスーパーが思った以上に好印象だったので、期待を込めてダブルスーパーにいってみます!
ニトリNクールダブルスーパーピローパッド
最後は枕パッド。
Nクールの最強ランク、ダブルスーパーです。
1枚833円。
多分敷きパッドと同じ生地で、サイズが小さいだけなのかな〜と思われます。
裏はタオル生地でリバーシブルで使えます。
サイズは45×65cmで、対応枕サイズは43×63cm。
ウチの大きめの枕にもぴったりでした。
後ろは太いゴム2本で固定できるので、ずれの心配もありませんね。
Nクールダブルスーパー枕パッド感想
実際の使用感なんですが、普通に頭を乗せて寝ると涼しさはあまり感じなかったんですよね。
もちろんクーラー無しの状態でですが、扇風機の風も頭の方まではあまり届かないので冷感も薄いのかな?
横向きで頬が触れると、あ、ひんやりした!という感じで、やっぱりタオルケット同様、肌が直接触れないと冷感は薄いようです。
横向きで寝る方にはいいと思います。
これが敷きパッドサイズになって、扇風機の風で冷やされればもう少し冷感はアップしそうな気もしますね。
でも、Nクールスーパーのタオルケットと、ダブルスーパーのピローパッドだと、タオルケットのほうが涼しく感じるのはなぜ?
大きさの関係もあるんでしょうが、肌に当たっている面積の違いかな〜?
ニトリNクールまとめ
⇒ 夏の夜、エアコンのない部屋での扇風機の使い方やその他工夫していることを書いてみました
クーラーのない部屋でのNクールの感想は、「ひんやり〜感は薄いけれど暑さは軽減される」といったところ。
でもNクールを使い始めてからは、氷枕(アイスノン)も使わなくなりましたし寝やすくなりました。
劇的な効果を期待しなければ、クーラー無しの部屋でもほんのり爽やかな冷感は感じられます。
ただし、扇風機は必須ですのでお忘れなく!
そうそう、Nクールもいいんですが、ゴザシーツもおすすめですよ〜。
ちょっと癖があるので、寝心地が気になる方はこちらの記事をご覧くださいね!
寝具やパジャマの素材を少し変えるだけでも、寝苦しさを軽減することはできます。
劇的な改善はなくても、少しずつでも気持ちよく寝られる方法を組み合わせてみてくださいね。