大阪天満宮のお祭り・天神祭は毎年7月24・25日。
船渡御や奉納花火とにぎやかな行事も多い7月25日が人出も多く、大盛り上がりとなります。
が、都合でどうしても24日にしか行けないという方も多いんじゃないでしょうか。
実は私、昨年は7月24日が日曜だったので天神祭に行ってきました!
24日の天神祭ってなにをやってるの?屋台はある?など、24日の天神祭の楽しみ方を写真とマップでご紹介します!
大阪天神祭宵宮って?
天神祭の24日・宵宮(よみや)は早朝から主に神事が行われています。
日程と行われている場所は以下の通りです。
●4:00~4:30
一番太鼓(いちばんだいこ)
=大阪天満宮
●7:45~8:30
宵宮祭(よみやさい)
=大阪天満宮
●8:30~8:50
鉾流行列参進(ほこながしぎょうれつさんしん)
=大阪天満宮
●8:50~9:30
鉾流神事(ほこながししんじ)
=天満警察前
●11:00~11:30
行宮祭(あんぐうさい)
=西区千代崎
●11:30~12:00
山蔭流儀式庖丁奉納(やまかげりゅうぎしきほうちょうほうのう)
=大阪天満宮
●12:00~12:30
天神講獅子 獅子舞(てんじんこう ししまい)
=OAPプラザ・帝国ホテル
●16:00
催太鼓氏地巡行(もよおしだいこ うじちじゅんこう)
=天神橋一丁目
●16:15
どんどこ船宮入 鉾流神鉾奉還(ほこながしかみほこほうかん)
=大阪天満宮
●18:40
水上薪能(すいじょうたきぎのう)
=すいじょうたきぎのう
●19:00~20:00
催太鼓宮入(もよおしだいこ みやいり)
=大阪天満宮
●19:30~20:30
獅子舞宮入(ししまい みやいり)
=大阪天満宮
なんだか難しい文字ばかりで、何をやっているのかよく分からないですよね。
天神祭は神様である菅原道真公をお迎えして、市中をご覧いただくという神事です。
25日は花火大会だと思っている方も多いんですが、奉納花火も神様にお供えする花火なんですよ。
厳かな中行われる歴史ある神事もいいけど、ちょっと地味なのも確かですよね。
やっぱり24日は賑やかなお祭りは楽しめないのかな〜という方に、私が7月24日に行った時の様子をご紹介します!
ちなみにこの年の24日は日曜日だったので、例年よりは人が多かったかもしれません。
マップも参考にしてくださいね。
天神祭宵宮の楽しみ方は?
賑やかなお祭りといえばお神輿!
24日の13:00ごろ、大阪天満宮へ行くと、ちょうどお神輿が出てくるところ。
こちらは天五町会のお神輿です。
担ぎ手はすべて女性ですね!かっこいい!
ひらがなの「ご」と書いてあるハッピが可愛い。
うちのダンナ様は「ギャルみこしや〜!」と言ってましたが、違います!
(ギャルみこしの方かもしれませんが)ギャルみこしと呼ばれるのは23日に行われているお神輿のことですから!
天満宮の中でも別の町会のお神輿がいました。
お神輿を揺らしたり担いだり、にぎやかで見物客もいっぱい!
24日は午前中から午後にかけて、近隣各町会のお神輿が天満宮と天神橋筋商店街など周辺を練り歩いています。
天神橋筋商店街の中でも、お神輿やら子供太鼓やらと出会えました。
大人の催太鼓とよく似た頭巾をかぶった子供たちが、勇ましく太鼓を叩きながら巡行しています。
かわいい〜。
商店街の中はお神輿や見物客でぎゅうぎゅう。
にぎやかなお祭り気分たっぷりですよ。
この後、16:00からは、天満宮で催太鼓(もよおしだいこ)という天神祭独特の太鼓が披露されます。
赤い頭巾をかぶった願人(がんじ)が、独特のかけ声と共に太鼓を打ち鳴らします。
また太鼓と願人の乗った台を大きく左右上下に揺さぶる「からうす」という、大阪府の無形文化財に指定された名物も見ることができるかもです。
このあと催太鼓は天満宮を南へ出て周辺を一回りして戻ってきますので、天満宮の外でも遭遇できるかもしれませんね。
もし、お出かけが24日の夜であれば、19:00頃に天満宮へ戻って来る催太鼓や19:30頃に天満宮へ入る獅子舞を楽しむことができますよ。
天神祭24日の屋台の時間や場所は?
お祭りの楽しみといえば、屋台!という方も多いですね。
買い食いって楽しいですよね〜。
24日の昼間から楽しめる屋台は、天神橋筋商店街、大阪天満宮と南天満公園。
天神橋筋商店街の中は屋台や商店街のお店の出店がいっぱい。
その中をお神輿が通ったりするんですから、大賑わいです!
天神橋筋商店街は一丁目〜六丁目まであり、それぞれ天一(てんいち)〜天六(てんろく)と略します。
天満宮のある天一、天二から天四へかけては屋台や出店が多かったです(マップの赤いエリア1)。
天五は通路が狭くなり、ちょうどお神輿が通っていて人が多すぎて中に入れなかったんですが、屋台らしきものは見えませんでした。
というか、天五はお神輿が通るのが精一杯なくらい、本当に狭いので屋台は無理でしょうね〜。
天六も通路はやや広くはなりますが、天五同様中を通らなかったので詳細は不明です。
外から伺う限りでは屋台は見えませんでした。
大阪天満宮内にも数件、屋台があります。
北側の鳥居を入ってすぐのところ(マップの天満宮内の赤いエリア)。
屋台はもう一箇所、南天満公園(マップの赤いエリア2)。
天神橋筋商店街を道なりに南下したところにある公園です。
こちらは24日昼に通った時にはほとんどの屋台が営業中でした。
家族連れらしき人たちも多くて、ご近所の方でしょうか、とても賑わっていましたよ。
屋台もかなりの数が出ていますので屋台好きなら満足できると思います。
遊戯系もありましたよ。
すべての屋台がというわけではありませんが、23:00くらいまでは営業しているようです。
ちなみに、天神橋筋商店街を大阪天満宮のあたりからJR天満駅まで(マップの赤いエリア1)は普通に歩けば15分くらい。
お神輿に遭遇すればもう少し時間はかかりますけど。
大阪天満宮から南天満公園までは普通に歩けば5分もかからないくらいの距離です。
おまけの楽しみ方
天満宮や商店街でお祭りの雰囲気を楽しんだあと、余力があれば川沿いの公園をお散歩も楽しいですよ。
距離はありますが公園の緑を楽しみながらJR桜ノ宮駅へ向かうコースも、お祭り前のちょっとしたワクワク感を味わえるかも。
私は結構この雰囲気が好きなんですよね。
マップではブルーのラインのコースで、徒歩30分くらい。
南天満公園の東から川沿いをそのまま歩き、川崎橋(歩行者・自転車専用の細い橋)を渡ると、そこにも屋台が広がっています。
24日の昼でほぼ準備が終わっている様子でしたので、時間帯によっては営業しているかも。
そのまま川沿いに公園内を北上。
途中には川に水上薪能の船があったりして、次は花火のある日に来てここから見ようとか来年の計画をしたり。
準備中の屋台もとても多くて、どこまでも続いています。
公園の中で緑いっぱいなので、お散歩だけでも楽しめると思いますよ。
25日のここは、そんなこと言ってる余裕はないくらいの混雑ですからね。
JR桜ノ宮駅まで来て、もうちょっと歩きたいな〜っていう元気な方は、さらに北上。
マップではオレンジのラインのコースで、徒歩10分くらい。
飛翔橋までの大川には25日の船渡御の船があちこちで準備中。
飛翔橋までたどり着いたら、そこは船渡御の乗り場の一つとなっています。
日清の船を発見しました。
チキンラーメンです!
明日はこれにでっかいひよこが乗って大川を往復するんですよ〜。
って、ちょっとマニアック過ぎました?
最後に
⇒ 天神祭屋台マップ 目的別おすすめエリアを紹介!何時までやってる?
⇒ 花火大会と祭り関西まとめ 日程やおすすめスポット・レストラン
天神祭のクライマックスは25日の船渡御・奉納花火ではありますが、24日でも天神祭を楽しむことはできます。
天神祭は7月24・25日と決まっていて、ほぼ平日なんですよね。
25日は都合がつかないけど、24日ならなんとか、という年もあるかと思います。
人ごみが嫌だけど天神祭に行ってみたい方は、24日の方が楽しめるかもしれませんね。
24日もそこそこ人は多いですが、25日は身動きが取れないこともあるので、だいぶマシです。
天神祭を思いっきり楽しんでくださいね!