2月末の土曜、見頃を迎えている大阪城公園の梅林に行ってきました!
お天気も良く、風情ある梅が青空に映えて綺麗でしたよ。
色違いの花が咲く「思いのまま」や華やかな「楊貴妃」をはじめ、個性的な梅の花に注目して、アップ写真をたくさん撮ってきました。
種類がとても多くて全部をご紹介はできませんが、私が気に入った梅、面白いと思った梅を中心にご紹介します!
気に入った梅の花があればぜひ実物を見にお出かけくださいね。
大阪城公園の梅の花画像 名前も個性的!
大阪城の梅は品種も多く、花の形もさまざま。
梅って全体で見ると控えめなイメージですが、アップで見るととても豪華な花もあって個性的なんですね!
ほとんどの梅の木に名札がかかっているので、気に入った梅の名前もすぐに分かりますよ。
●鈴鹿の関(すずかのせき)
花びらの根元からのグラデーションがかわいい梅です。
この梅はほぼ満開状態でした。
●夏衣(なつころも)
独特な花の色と赤いおしべがとても印象的。
全てが赤いんですね〜。
花が完全に開ききらず、おしべを囲む様に咲くのも特徴だそうです。
●八重海棠(やえかいどう)
太陽の光を受けて透ける白い花びらが清楚で綺麗です。
ガクのピンクの透け具合もいい感じです。
●西王母(せいおうぼ)
花の先に向かってほんのりかかったグラデーションがとても上品。
咲きかけの花も柔らかいドレープがかかったドレスの様で、きれいな花だな〜と思いました。
●傳粉(ほふん)
おわんの様な独特の形がかわいいですね。
重なった花びらの外側がやや濃いめのピンク、内側がうっすらピンクのグラデの入った白というのも特徴的できれいです。
●本黄梅(ほんこうばい)
こんな個性的な梅もあります。
薄い黄色で細い花の形が独特ですね。
本数は少ないですが、黄色なので見つけやすいと思います。
●八重野梅(やえやばい)
真っ白でたくさん重なった花びらが優雅で華やかですね。
●道知辺(みちしるべ)
すてきな名前ですね〜。
まとまって咲くピンクの花が華やかです。
満開をやや過ぎているのか、花がしおれ気味な感じでした。
●華農玉蝶(かのうぎょくちょう)
こちらも人気のある品種だそうで、梅林には2本あります。
白いたくさんの花びらが重なって華やかな印象。
よく見ると花の中にさらに小さな花があって面白いです。
●日光(にっこう)
やや紫がかった様に見える花の色がとてもきれいでした。
梅の花って5枚のイメージが強かったんですが、八重咲きの梅も種類豊富なんですね。
●塒出の鷹(とやでのたか)
由来はわかりませんが、なんだかかっこいい名前で気になりました。
●鶯宿(おうしゅく)
ふんわりした薄いピンクの花がとてもかわいい梅です。
これも満開をやや過ぎている感じでした。
この梅もあちこち点在していました。
●呉服枝垂れ(くれはしだれ)
薄いピンクの花がとてもかわいい枝垂れ梅です。
●寒紅(かんこう)
寒紅は早咲きの梅だそうですが、2月末でもまだ綺麗に咲いていました。
●小緑萼(しょうりょくがく)
梅ってガクが赤いものが多い様な気がするんですが、これは名前の通り緑のガク。
花もとても小さくてかわいい梅です。
写真を撮っている時に通りかかった女性が口々に「この梅、かわいくて好き」と言っていたのが印象的でした。
隠れた人気者かもしれませんね。
●鹿児島紅(かごしまこう)
梅林の中でもひときわ鮮やかな濃いピンクで目を引く梅です。
離れいても赤々として目立ちます。
本数はあちこちにたくさんありますので、見つけやすい梅ですよ。
●白加賀(しらかが)
梅林の中でもとても数の多い白梅です。
典型的な梅の花っていう感じですね。
梅酒や梅干によく使われる品種らしいですよ。
●紅千鳥(べにちどり)
ピンクの花が鮮やかな梅らしい梅の花。
この梅も本数は多く見つけやすいと思います。
梅の人気品種 思いのままを発見!
「思いのまま」という品種の梅は大阪城公園の梅林でもとても人気のある梅です。
1本の木に白やピンクの色違いの花が咲くのが特徴です。
その中でも1つの花の中で花びらの色が違うという珍しいものもあります。
こういう咲き方を「しぼり」というそうです。
面白いですよね!
梅林には数本の思いのままがありましたが、しぼりの花は1本に1個か2個くらいしか発見できませんでした。
私を始め、にわかカメラマンの人気の的でもあります。
梅の思うままの色に咲くということからこの名前がついたんだとか。
梅の名前って、趣のあるものが多いんですよね。
まだまだつぼみも多い状態でしたので、これからさらに楽しませてくれるはずです。
大阪城公園の梅林にはもう一品種、同じ様な咲き方をする「春日野」という梅があるんですが・・・。
残念ながら今回は見つけられなかったので、次回のお楽しみにしたいと思います。
梅の人気品種 楊貴妃は華やか
傾国の美女と言われる楊貴妃(ようきひ)の名前がついた梅です。
楊貴妃って確か桜にもあったような・・・。
梅とは思えないほどのフリルたっぷりの花びらと上品なグラデーションのピンクが華やかですね!
まだつぼみも残っていましたが、小さなポンポンがたくさん付いたような枝は遠目からでも目を引きます。
大体の場所を調べてから行ったんですが、離れたところからでも「多分あれが楊貴妃だな」とわかったほどの存在感でした。
人気も高くて、梅見客やカメラマンに取り囲まれていましたよ。
写真写りもとてもいい美人(美梅)さんですね。
大阪城公園梅林品種まとめ
⇒ 梅林の見頃や最寄駅、駐車場情報はこちらをご覧ください
⇒ 梅の木の画像や屋台、お弁当を食べる場所などはこちら
⇒ 大阪城公園周辺のお弁当やテイクアウトのお店
大阪城パークセンターのHPでは梅の開花状況や、主な梅のある場所の地図などを見ることができます。
ゆっくり探すのも楽しいですが、おめあてがある場合はあらかじめ調べてから出かけると楽に発見できますよ。
全体を通して、本数が多いと思った梅は「白加賀」「古城」「鹿児島紅」「緑萼」「紅千鳥」といった品種。
逆に1本しか発見できなかったのが「楊貴妃」「夏衣」など(見落としているだけかもしれませんが)。
帰ってからもう一度大阪城パークセンターHPの梅林のページを見たんですが、こんな名前の梅見てないな〜というものが結構ありました。
100品種以上あれば無理もないですよね。
また次の楽しみができました。
また、意外なことに若いカップルが多かったのにも驚きました。
梅見デートなんて粋ですね〜。
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