アップルパイやタルトタタン、ジャムにコンポートとりんごのお菓子レシピは数限りなくありますが、「りんご(紅玉)」と書いてあるレシピが多いですよね。
紅玉はなぜお菓子に適しているのか、他のリンゴで代用はできるのか。
何が何でも紅玉を手に入れるにはどうすればいいんでしょうか。
今回は、紅玉リンゴに関するあれこれをご紹介します。
お菓子作りに最適な紅玉りんごの特徴とは
紅玉(こうぎょく)はアメリカ原産の古い品種で、小ぶりで、その名の通り皮が真っ赤なりんごです。
酸味が強いため味がぼやけない。
果肉が引き締まっていて煮崩れしにくい。
りんご本来の香りが強いため、調理後も風味が残る。
などの理由でお菓子や料理に最適なりんごなのです。
完熟すると蜜も入り、甘さと酸っぱさのバランスが楽しめる品種です。
旬は9月下旬から11月上旬。
昔はどこにでも売っていたのですが手間のかかる品種らしく、最近は生産量が減り、ほとんどが製菓業者に回ってしまうので、一般の市場ではなかなか見つけられないりんごになってしまいました。
しかも、価格も昔に比べるとびっくりするほど高くなっています。
ではその紅玉の代りになるりんごはあるのでしょうか?
どのりんごなら紅玉の代用になる?
品種で近いものは
ジョナゴールド
紅玉とゴールデンデリシャスを交配したりんご。
酸味はやや強めで、紅玉に似た風味です。
あかね
紅玉とウースター・ペアメインを交配したりんご。
酸味、食感とも紅玉と良く似ています。
その他の要素で選ぶなら
ふじ
紅玉と並び加工用に向くりんごだった国光の系統です。
(国光は今は一般流通していないようです)
果肉が引き締まっているのでお菓子には向いています。
酸味はレモンなどで補充してくださいね。
(同じ品種ですが、サンふじは糖度が高いです)
紅玉りんごにこだわるなら通販
どうしても、何が何でも紅玉を使いたい!ということならば通販を利用しましょう。
ただし販売はキロ単位で、少なくても10個以上届きます。
アップルパイ、コンポート、タルトタタン・・・
なんでも思う存分作れます。
ただし、紅玉は柔らかくなりやすいので早めに使って下さいね。
使いきれなかった分は、ジャムを作って冷凍保存がおすすめです。
手作りジャムは解凍してから日持ちがしないので、小さめのビンに小分けにするといつでも新鮮なリンゴジャムが楽しめますよ。
使用するビンの消毒もお忘れなく!
【予約】訳あり『紅玉』2.5kgダンボール・モールドパック詰(約11〜14玉入)※10月14日より順次出荷
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まとめ
どのりんごでもお菓子に使う時は、実が固く引き締まっている新鮮なものを選んでください。
最近、紅玉の価値が見直されて生産が増えてきたという話をちらっと聞きました。
本当だと嬉しいですね。