身内に不幸があった場合、喪中はがきって必ず出さなければいけないものなのでしょうか?
出すならいつまでか、間に合わない時はどうすればいいのか?
今回は喪中はがきについてご紹介します。
喪中はがきの範囲は一般的には2親等まで
一般的には2親等までが喪中はがきを出す続柄とされていますが、同居か別居かなどによっても、2親等内でも出さない場合もあるようです。
0親等(配偶者)
1親等(父母、子供、配偶者の父母)
2親等(兄弟、孫、祖父母、兄弟の配偶者、配偶者の兄弟・祖父母)
ただし、「喪に服する」というのは、気持ちの問題ですので、親等に関係なく「とても悲しくて新年を慶ぶ気持ちになれない」場合は喪中はがきを出してもなんの問題もありません。
喪中はがきはいつまでに出すのでしょう
本来は年賀を欠礼することを知らせる挨拶ですので、12月中に届けば良いものなのですが喪中はがきを受け取った側も年賀状を送らないことが一般的です。
喪中なのに年賀状を出してしまったと大変申し訳なく思う方もいますので、相手が年賀状を用意する12月上旬までに届くように送ります。
遅くても郵便局で年賀状の引き受けが始まる12月中旬(例年は12月15日)までには届くように送りましょう。
一般的には、年賀状をやり取りしている相手全員に送りますが、仕事上の付き合いのみなどで、余計な気遣いをさせたくない相手には、通常通り年賀状を出す方も多いようです。
喪中はがきが間に合わない時は寒中見舞いで
間に合わなかった場合や、12月にご不幸があった場合などは、
寒中見舞いとして松の内(1月7日、地方によって異なります)が明けてから出します。
喪中であったため年始の挨拶を差し控えたことを知らせます。
喪中はがきを出さなかった相手から年賀状が届いた場合も、寒中見舞いを出しましょう。
年賀状を頂いたお礼を添え、喪中であること、連絡が遅れたおわびなどを伝えます。
寒中見舞いは「節分(2月3日頃)」までに届くようにしてくださいね。
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喪中ハガキマナーまとめ
- 喪中ハガキを出す続柄は一般的には2親等まで
- 届く目安は12月中旬まで
- 間に合わない場合は寒中見舞い
マナーや一般常識も大切ですが、自分の気持ちも大切なことの一つでもあります。
悲しくて喪中ハガキを出すのも辛いということもあるかもしれません。
そんなときは気持ちが落ち着いてからでもいいと、私は思います。