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ハロウィン

ハロウィンがかぼちゃなのはなぜ?お菓子や仮装の起源を調査

投稿日:2015-10-12 更新日:

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街中に溢れるかぼちゃ、ハロウィン仕様のお菓子、そして、メインイベントの仮装と、すっかり日本にも定着したハロウィンですが、子供に「なんでかぼちゃやおばけなの?」と聞かれて困ったことありませんか?

そんな時に、「それはね・・・」と答えられるとかっこいいですよね。
子供にも説明しやすいような言葉で書きましたので参考になれば幸いです。

 

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ハロウィンのおばけがかぼちゃなのはなぜ?

おばけかぼちゃの名前は、ジャック・オ・ランタン

その昔、アイルランドにジャックという
飲んだくれでケチで乱暴者の男がいました。
あるハロウィンの夜、ジャックは酒場で悪魔と出会い、
魂を取られそうに
なります。

そこでジャックは「魂をあげるから一杯おごってくれ」といい、
酒代のコインに化けた悪魔を財布に閉じこめます。
そして悪魔に、「出してもらう代りに10年間魂を取らない
という約束をさせ、悪魔を財布から出してやりました。

10年後のハロウィンの夜、ジャックが道を歩いていると
またあの悪魔がやってきてジャックの魂を取ろうとします。
ジャックは悪魔に「魂をあげるからあの木に成っているりんごを採ってくれ」と言います。

悪魔がりんごを採りに木に登るとジャックはすばやく木の幹に
悪魔が恐れる十字架を刻み、木から降りられなくしました。

そして今度は悪魔に、
「降ろしてもらう代りにジャックの魂は絶対に取らない」
と約束させてしまいます。

年月は経ち、年老いて死んでしまったジャック。
しかし、日頃の行いが悪かったため、天国には行けません
しかたなく地獄へ行くと、そこにはあの悪魔がいて
「お前の魂は取らないと約束した」といい、地獄にも入れません

来た道を戻ろうとするジャックですが、道が暗くて見えません。
そこで悪魔に地獄の火を貰って、カブをくりぬいた提灯に入れ
どこにも行けないジャックはこの世とあの世をさまようことになりました

いつしか、アイルランドではこの提灯が死んだ人々の魂を表すものとなったのです。
この話がアメリカに移り住んだアイルランドの人たちからアメリカ中に広まり、
アメリカではカブが少なかったので、たくさん採れるかぼちゃに変わったのでした

ハロウィンにお菓子を貰いに回るのはなぜ?

ハロウィンの元になった古代ケルト人の文化には、
死んだ人たちの魂が天国に行けるように祈る日がありました。
その日、天国に行けずにさまよっている魂のために、
子供たちが仮面を付けて歌いながら、
お供え物の「魂のケーキ」を貰いに回ったこと
が元になっています。

トリック オア トリート」(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)
と言うようになったのは、その随分後で、
いたずらっ子が簡単にお菓子を貰ってやろうと言い始め、
それを見た他の子供たちがまねをし、
ディズニーの「Trick or Treat」という映画で世界に広がったのです。

ただし、どの家に押し掛けても良いわけではなく、
玄関にハロウィンの飾りのある家というお約束があるんですよ。
そして、飾りがあるのにお菓子をくれない時は……
いたずらしても良いんです。

 

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ハロウィンの仮装が怖いのはなぜ?

ハロウィンは、元となる古代ケルトの暦では大みそかですが、
日本でいうとお盆のようなもので、
死んだ人の魂があの世からこの世へやって来る日なのです。
しかし同時に悪い精霊や魔女などもやって来ます

悪い霊に取り憑かれないようにするため、
恐ろしい格好をして霊を脅かしたり、
仲間だと思わせたりしたのが仮装の始まりです。

シーツをかぶったような白いおばけ、
ドラキュラ、魔法使い、骸骨など、
怖い格好をするのが本来の意味なのですね。

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まとめ

ハロウィンは、古代ケルトとキリスト教が混ざり合ってできたもので、
アメリカに渡って宗教色が薄くなり、お祭り的なものとして定着しました。

日本でも楽しいイベントとして広まっていますが、
由来や意味を知ると仮装にもさらに気合いが入るかもしれませんよ。

 

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