東京駅の駅弁屋祭で、人気の「海苔のりべん」を買いました!というか買えました!
「日本一美味しいのり弁」とか「究極ののり弁」と言われるだけのことはあり、本当に美味しいお弁当でした。
今回は、実際に食べた感想や東京駅への入荷時間、価格などをご紹介します。
そして、駅弁屋祭の膨大な数の駅弁の中で、海苔のりべんを選んだ理由とは?
東京駅の駅弁 海苔のりべん購入!
母と行った東京旅行、最後の食事は帰りの新幹線でお弁当、と決めていました。
そこで、あらかじめ調べておいた東京駅の駅弁屋さん「祭」で、ぐるぐる見て回った結果、母も私も海苔のりべんを購入!
950円と値段もお手ごろ。
福島県の福豆屋と言うお店ののり弁で、TVでも紹介されて人気のためすぐに売り切れてしまうそうですが、この日はなぜかいっぱいありました。
理由は、駅弁屋祭のライブキッチンという実演販売コーナーで海苔のりべんを作ってたから!
このコーナーは2週間交代くらいで人気の駅弁屋さんが実演販売をされているそうです。
ラッキー!
通常だと、海苔のりべんの入荷時間は一日3回で、10:30、13:30、17:30だそうですよ。
駅弁はシンプルでもこだわりあり
では早速、いただきます!
福豆屋の海苔のりべん、見た目は本当にシンプルで、おうちのお弁当って感じですね。
おかかご飯の上に海苔が2枚と梅干し。
おかずは、大きめな卵焼き、塩鮭、かまぼこ、人参と里芋の煮物、きんぴらごぼう、カブのお漬物。
卵焼きは出汁の効いた(と言っても関西のだし巻きほどではなく)薄めの味付け。
甘すぎず辛すぎず、優しい味というんでしょうか。
塩鮭は薄味好みの私にはちょっぴり塩気が多い感じですが、しっとり柔らかい焼き上がりで美味しいです。
煮物もごぼうも、しっかり味はついてるんですが濃くはなく、ほっとする味付けでパクパクいけました。
ご飯は、お弁当にありがちなぎゅうぎゅうに固まったものではなく、ふんわりほぐれます。
で、この海苔!
海苔がめちゃくちゃ美味しい。
焼き海苔なんですが、下の味付きおかかに負けてないうまみのあるおいしい海苔です。
この海苔だけでも食べられるわ〜。
ただ、いい海苔だけあってお箸では切りにくく、ご飯と海苔をバランス良く食べるのにちょっと苦戦しました。
そして、ん?おかかとは違う味が?
と思ったら中に昆布が仕込まれてました!
おかかと昆布の二段重ねですが、味が濃すぎることもなく、ご飯とのバランスもばっちり。
口直しの酸っぱい梅干しもいいアクセントになってます。
見た目はシンプルで定番のおかずですが、こだわりの食材と丁寧な調理をされてるんでしょうね。
究極とか、日本一とかいわれる理由がわかりました。
完食!ごちそうさまでした。
東京駅の美味しい駅弁
東京駅の駅弁屋 祭には、170種とか200種とかいわれるほどたくさんの駅弁が並んでいます。
牛肉たっぷりの駅弁に、カニやカキ、いくらなどの海鮮、ステーキや洋食弁当・・・。
そんな豪華な駅弁が並ぶ中、なぜ、シンプルで素朴とも言えるのり弁を選んだのか?
答えは単純です。
ご馳走は食べ飽きた。
1泊2日の東京旅行でしたが、ステーキに中華、築地でお寿司とソコソコいいものを食べた2日間でした。
なので、豪華駅弁を見ても、美味しそうだけど今は食べたくないかな・・・となってしまったんですね。
そんな時に目に付いたシンプルなのり弁。
これが、旅行の始まりだったらまた違ったチョイスになるんでしょうが、疲れた胃が欲したのは昔ながらの日本のご飯でした。
年配の母も同様だったようで、私と同じく店内を何周も回ったあげく、最後はのり弁を手に取りました。
まとめ
東京や旅行先からの帰り、ご馳走をたくさん食べた後はのり弁などのシンプルな駅弁がオススメですよ!
ほっとする美味しさで、母との会話も家にいるような和やかさでした。
おいしい駅弁で旅の締めくくりができていい旅行になりました。